かんとこうブログ
2025.03.24
前年同月比は100%超えなれど・・経産省確報1月度
先週金曜日に日塗工から経産省確報と業況観測アンケートを同時に受領しました。すでに組合員の皆ざまには送付済ですが、例月のように単価データを加えてご紹介したいと思います。今日は確報、明日は業況観測アンケートをご紹介します。今月経産省確報および業況観測アンケートのご報告が例月よりも遅くなったのは、経産省確報の発表が例月の15日ではなく19日となったためです。業況観測アンケートの報告内容に確報の数値が含まれているため、確報、業況ともにご紹介が遅くなった次第です。
確報は1月度です。前年同月比では100%を超えましたが、視野を広げてみると今年度も数量は減少傾向であり、この6年で最低レベル、金額はこの6年で最高レベルというのは変わりません。(下図)
以下主要品目の単価情報です。
多少の増減はあるにせよ、いずれも長期的にはまだ値上がり傾向です。
溶剤系はまだまだ値上がり傾向ですが、エマルションは昨年途中から価格が低下傾向にあります。
この4品目も長期的には価格上昇傾向です。
品目ごとの2021年1月から2025年1月までの単価上昇幅と価格指数上昇幅のグラフです。
右図の単価上昇幅では大きい順にアミノアルキド>アクリル樹脂塗料(常乾)>その他塗料>粉体塗料>ウレタン樹脂塗料の順になります。左図の指数では大きい順に シンナー>アミノアルキド樹脂塗料 >その他塗料 >エポキシ樹脂塗料 >アクリル樹脂塗料(常乾)の順となっています。これらの顔ぶれは大筋かわりません。