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かんとこうブログ

2025.07.13

これからも熾烈な代表争いが続きます・・世界陸上2025、東京への道 その2

今日は塗料とも科学とも全く関係のない世界陸上の話を書きます。今年の世界陸上は9月に東京で開催されます。その選考を兼ねて7月4日から6日まで日本選手権が国立競技場で開催されていました。この日本選手権で内定を獲得した選手は、レベルの高い標準記録を突破することが条件になっていますので、実のところまだ少数です。これから8月末までの有効期間内に標準記録の突破または好記録を出すことで、出場権を得るチャンスがたくさん残っていますので、今日は7月8日現在で世界陸連が集計しているランキングにおける各種目の日本選手の順位をご紹介したいと思います。

参加標準記録のレベルの高さは前回もご紹介していますが、下図の通りであり、赤丸は日本記録を上回っている種目を表わしています。女子の場合は特にリレーを除く22種目中14種目が日本記録を上回っており、今回の久保凛選手のように800Mで日本記録を更新しながら標準記録には届かなかったという例もあります。

それでは、男子トラック種目から7月8日時点での世界ランキングをご紹介します。実は今回の世界選手権が日本開催ですので、特別に開催国枠用の標準記録というのがあるのですが、それは今回考慮に入れず、各種目での出場枠であるターゲットナンバー以内のランキング順位(1か国最大3名でのランキング)に入っているかどうかと今回の日本選手権の成績で出場の可能性を見ていきたいと思います。

下表の種目の横のTNがターゲットナンバーです。数字が二つ書いてありますが、RKの数字は1か国最大3名のランキングでの順位、RK2は1か国の人数制限なしのランキング順位です。出場できるのは、1か国最大3名のランキングでの順位がターゲットナンバー以内であることが条件になります。

注目の100Mですが、すでにご承知のようにランキング上位2選手、サニブラウン選手は故障により予選落ち、柳田選手はフライングで失格となりました。日本選手でランキング3番目の桐生選手が優勝したのですが、標準記録は突破していませんので内定とはなりませんでした。ターゲットナンバー枠での出場も簡単ではなさそうです。ただ出場権を得ているリレー用に選手を選ぶ必要があります。ランキングでは、井上、多田、小池と続きますが、日本選手権では桐生、大上、関口、井上、小池、多田の順でした。選考は日本選手権の成績重視がこれまでの傾向ですが、今後の各人の上積みと果たして誰が選ばれるか注目されます。

200Mは、鵜沢選手が順当に日本選手権を制し、内定を勝ち取りました。鵜沢選手以外で標準記録を突破している水久保選手は日本選手権予選敗退となり、ランキング順位も圏外ですので代表は難しくなりました。一方飯塚選手、西選手は現時点でターゲットナンバー以内の順位であり、出場権獲得の可能性残しています。

400Mも波乱がありました。実力上位と見られていた佐藤拳太郎、佐藤風雅、中島佑気ジョセフの3選手は、佐藤拳太郎選手が予選敗退、佐藤風雅選手がトップでゴールしながら内側のレーンに足を踏み入れて失格、中島選手は若手3選手に先行されて4位となりました。こちらもリレー要員として最低4名は選出されるでしょうが、選考は難しい判断となるでしょう。

800Mでは落合選手が順当に優勝しましたが、標準記録突破ならずでしたが、ランキングでは出場可能性を残しています。1500Mは日本選手権の優勝記録はそれなりにレベルの記録でしたが出場は難しい状況です。

5000Mは日本人でランキングトップの森選手が2位に食い込み出場の可能性を残しました。10000Mは4月に日本選手権が行われており、鈴木芽吹選手、葛西潤選手が1位、2位となっています。ランキング3位の太田選手は日本選手権8位でしたので現在のランキング順位とともに微妙な位置です。

110MHでは、海外のグランプリシリーズに積極的に参加してきた村竹選手が順位を上げて世界4位となりました。競歩を除くと男子の日本人最高順位です。村竹選手のいない日本選手権で標準記録を突破して1位、2位となった泉谷選手と野本選手が内定となりました。野本選手よりランキング上位で今シーズン急成長の阿部選手は涙を飲みました。

400MHは、1か国の制限人数なしのガチンコランキングの100位以内に日本人が18人も入っている種目です。標準記録をすでに突破していた井之上選手が3位に入り内定を勝ち取りました。また優勝した小川選手は惜しくも標準記録突破はなりませんでしたが、ランキング順位による出場はできそうな状況です。

3000MSCはすでに三浦選手が出場を決めており、実力的にも本番で入賞が期待されています。ランキングで続く新家、青木選手は、それぞれ日本選手権で2位と1位に入り、ランキング順位での出場に可能性を残しています。

つづいて男子フィールドロード競技です。

走高跳は、赤松、真野の2選手一騎打ちの様相で順当に1位2位を占めました。長谷川選手も日本選手権で3位となり、ランキング順位での可能性を残しています。

棒高跳はこのままでは出場が難しい状況です。走幅跳は山浦選手が優勝し、一歩出場に近づきました。ランキング2位の橋岡選手ですが、3位と1センチ差に4位となり残念な結果に終わりました。三段跳は足立選手が2位となり一応希望は残しています。

砲丸投、円盤投、ハンマー投は通常枠では、ランキング順位による出場は難しそうです。やり投げは、好調を維持してきたディーン選手と日本選手権で87M超えの大投擲を見せた崎山選手が当確圏内です。十種競技は、通常枠での出場が難しい順位となっています。

ロード競技は、すでに代表選手が確定しています。標準記録はありますが、出場選手枠が多いので日本はフルエントリーしています。競歩の代表はランキングの順位も高く期待が持てます。パリ五輪のリベンジを期待したいところです。

以上が男子選手のランキングと出場権獲得の可能性でした。女子選手については明日ご紹介します。

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