かんとこうブログ
2025.07.15
いずれも小幅な値動き・・5月度経産省確報
昨日日塗工から5月度経産省確報を受領しました。組合員の皆様には、確報を配信中ですが、主要品目別の単価情報をお送りします。
その前に出荷数量と出荷金額ですが、前月同様、数量は直近6年間で最低レベル、金額は最高レベルとなっています。こうした状況はこの3年ほど続いています。
主要品目の単価指数(2021年1月=100)ですが、5月はすべての品目で小幅な値動きとなりました。
この4品目ではいずれも僅かに下がりました。
溶剤系塗料全体、水系塗料全体では僅かに上がりました。
この4品目では3品目の単価が上昇し粉体とシンナーは他品目に比べて大きな上昇でした。
比較として、原油、ナフサ、石油製品の単価指数を示します。
ナフサの単価指数が久しぶりに200を下回りました。ガソリン、灯油は補助金動向次第です。
最後に品目別単価指数と単価上昇幅(円/Kg)のグラフです。
指数値では上昇の大きい順に、シンナー、アミノアルキド塗料、エポキシ樹脂塗料、エマルション塗料、その他塗料、水系塗料全体の順になりました。単価上昇幅では、大きい順にアミノアルキド樹脂塗料、粉体塗料、その他塗料、アクリル樹脂塗料(常温)=ウレタン樹脂塗料アクリル樹脂塗料(焼付)の順となりました。