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かんとこうブログ

2025.08.05

いずれも苦しい前半・・世界のTOP3第2四半期決算

7月30日にPPGの第2四半期決算が発表となり、これで世界のTOP3の決算がそろいましたが、いずれも苦しい決算となりました。簡単にご紹介します。

ここまでの売上順にご紹介していきます。最初はSherwin Williamsです。

さすがのSherwin Williamsも税引き前利益および同利益率の前年比がマイナスになりました。常に盤石だったペイント店グループにおいても僅かではありますが、部門利益率の前年比がマイナスとなりました。もともと苦戦続きの消費者ブランドグループは減収大幅減益、旧Valsperの機能性塗料グループも小幅減収大幅減益となりました。

需要分野別の前年同期比では、ペイント店グループの補修用、消費者ブランドグループ全体、機能性塗料グループの自動車補修、包装、一般工業が前年割れとなりました。

続いてPPGです。

PPG全体では、小幅減収減益となりました。機能性塗料グループ(航空、船・重防食など)は増収増益ですが、上半期利益率前年比は微減となりました。工業用は包装を除き減収で、建築全体、自動車(新車、補修)も減収となりました。

最後はAkzoNobelです。

AkzoNobelも全体では減収微減益となりました。全社的に為替差損が大きいようです。需要分野別では、自動車、工業、粉体、建築のEMEAと南米が前年割れとなっています。

3社の中では、Sherwin Willamsの苦戦が印象的でした。

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