かんとこうブログ
2025.08.27
遅くなりました・・業況観測アンケート7月の調査結果
昨日、日塗工から業況観測アンケート7月の調査結果を受領しました。すでに組合員の皆様には、FAX等で送付をしておりますが、今月は調査結果の公開が大変遅くなりました。日塗工のホームページでは公開時期として毎月20日前後となっておりますが、ここまで遅くなることは珍しく、この統計資料の重要性(需要分野別の動向としては唯一の調査結果である)と速報性(経産省の速報よりも早く報告される)ことに鑑みても、この調査の存在意義に関わるような出来事であると残念に思います。この調査に参加しているほとんどの会社の方々は、ちゃんと締め切り(毎月15日)を守っているにも関わらずこうした事態が毎月のように繰り返されることに対して、しっかりとした対策を取ってほしいと要望するものです。
参考までにここ2023年以降の業況観測アンケートが公開された日をグラフ化してみました。今年(赤線)はさほど突出していないように見えるかもしれませんが、一応の目安である20日よりも早く公開できたのが、1月、2月、5月、6月の4カ月、20日以降になったのが、3月、4月、7月、8月とこれも4回あり、2023年や2024年と比べて20日以降にずれ込む月が多くなっています。
できれば遅くとも20日前後1日くらいまでには発表していただくことを希望します。
さて本題に戻ります。7月の業況は、前年同月比で言えば金額が102.1、数量が99.0ですのでまずまずなのかもしれません。
またこれまでのところ、業況観測アンケートと経産省確報の数値のあいだに大きな齟齬はありません。(下図)
2018年の各月を100とする指数でみても2025年7月の数値は、木工を除き2018年の水準を上回っており、6月よりはよい状況であるように思われます。金額的にはコロナ前を超えていることは間違いないところです。
ただし、毎月書いていますように、数量の減少傾向が依然として継続しています。数量については各需要分野別の指数がありませんので、経産省の純出荷数量でモニタリングをしています。2018年各月を100とした場合の各年の指数値推移を下図に示します。
過去8年間の月別純出荷数量、および年度別順出荷数量指数の推移を下図に示します。
2025年各月の純出荷数量は、過去8年間で最低レベルであり、したがって2018年を100とした順出荷数量指数も2020年から2021年にかけての回復以外は減少の一途を辿っています。これを景気の循環で説明するのは難しいと感じており、需要構造に変化が起こりつつあるのではないかと考えるべきではないかと思っています。