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かんとこうブログ

2025.09.04

知床の旅 その3 

本サイトのホームページに「天に続く道」の写真を載せました。今回の旅の写真で一番インパクトのある写真だと考えたからです。今日は、その一番インパクトのある「天に続く道」の先にあるものをご紹介したいと思います。

最初に種明かしをすれば、「天に続く道」の先にあるものとは、実際に天に続く道を下っていった先に存在している様々なものです。それなりにご紹介する価値があると思ったものの写真をご紹介していきます。

最初は天に続く道の始点で撮った写真です。下左の写真では手前の木々が枝を伸ばしすぎていて道が良く見えません。事実、他のお客さんを乗せてきたタクシーの運転手さんが、「今は両側の木が茂ってよく見えない」と、お客さんに説明していました。下右の写真は、始点から500メートルほど下った場所にある展望台からのオホーツク海の眺望です。

下の写真は、ホームページに載せた写真と同じ場所で撮影したものです。本当に道が海の先まで続いているように見えます。

続いて、この道の先、隣の小清水町の止別(やむべつ)駅の駅舎を利用したラーメン店「えきばしゃ」です。

止別駅は無人駅となり、駅舎はラーメン店になりましたが、ホームは現役で、まだ実際に列車が停車します。

止別駅を過ぎてさらに進むと夏のあいだだけ停車する原生花園駅があります。これは文字通り「原生花園」のための駅で、駅に直結して原生花園が広がっています。

このあたりは、東側をオホーツク海、西側を涛沸(とうふつ)湖に挟まれた細い陸地が続き、網走まで湖水が連続して現れます。

網走の高台にある「オホーツク流氷館」からの北西側眺望です。いわば網走の背中側ですが、網走湖、能取湖という二つの大きな湖があります。

同じく「オホーツク流氷館」からの眺望です。先ほどとは反対の方角で、オホーツク海を挟んで知床の山々が見えます。知床最高峰の羅臼岳は頂上付近が常に雲に覆われ、滞在期間中一度も頂上を見ることができませんでした。

最後は、「天に続く道」の先にはありませんが、少し珍しいものをご紹介して終わりにします。

野付半島をご存知でしょうか?知床半島の南に位置する標津町からオホーツク海に突き出た砂州の半島です。砂州の26Kmもの半島自体が珍しいのですが、海水の侵食により楢が立ち枯れた「ナラワラ」やトドマツが立ち枯れた「トドワラ」を見ることができます。

ことほど左様に北海道の自然は、見る人を引き付けて止まない魅力にあふれていました。今回の知床の旅はこれで終ります。

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