かんとこうブログ

昨日までで日本ペイントホールディングス株式会社を除く上場塗料製造会社の第2四半期決算が発表になりました。売上、営業利益、経常利益、純利益、今期末の売上予想についての金額と前年同期比の一覧表をご覧ください。

第一四半期と同様に、全般的に赤い文字の多い一覧表となりました。しかしながら営業利益段階で赤字となる会社はなく、後述するように営業利益の前年同期比も第１四半期と比較すると改善がみられる会社が多いようです。

それぞれの会社におけるセグメントの状況についても一覧表で示します。

個々には詳しい状況がわかりませんのでコメントはいたしません。続いて第２四半期終了時点の売上金額、営業利益額、営業利益率の図を示します。これも見ていただければわかると思いますので、説明は省略します。

売上と営業利益の前年同期比のマトリックス表を第1四半期と第2四半期について示します。

大勢においてさほど変化していないようですが、神東塗料は大幅にその位置を改善しました。エスケー化研も売上、営業利益の両方で改善、イサム塗料は売上では前年比を落としましたが、営業利益では改善しています。第１四半期、第２四半期それぞれの終了時点における売上と営業利益の前年同期比の一覧表を示します。

こうして並べてみると売上は前年よりもわずかに減少した会社が多い一方で、営業利益については前年比マイナス基調は変わらないとしても、その数値は改善傾向にある会社が多いことが判ります。第３四半期以降に期待します。