かんとこうブログ

先週金曜に発表された厚労省のインフルエンザ感染者情報第50週（12月8日から14日：下記接続先）では、全国平均値および山梨を除く近畿以東では感染者減少中でしたが、残念ながら、中国・四国と沖縄を除く九州では感染拡大が止まりませんでした。

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第42週から第50週までの各都道府県の定点あたり感染者数の一覧表をご覧ください。オレンジ色の県が感染拡大中の県です。

全国平均は3週連続で減少中ですが、減少のしかたが緩徐でなかなか一挙に減りません。まだ拡大中の県が17県もあるからであり、これらも減少に転じれば一挙に収束に向かうものと思われます。

都道府県別では、今週は九州地方が上位に並びました。また大都市圏が上位にこないのはこれまでと一緒です。

続いて地域別に各都道府県の感染者数推移を示します。最初の4地区（北海道～近畿）まではすでに3週間前にピークを越えた都道府県がほとんどです。

一方次の2地区では、いまだにほとんどが感染者増加中となっており、上のグラフと対照的にです・

中国・四国、および九州地方では、定点あたり感染者数が50を超える県も多く、そろそろ収束に向かう時期ではないかと推測しています。なんとか年内に全国的な収束に至ってほしいと思っております。