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かんとこうブログ

2026.01.20

2025年11月度確報・・前年比ダウンの理由は暦?

昨日(19日)に経産省11月度確報が発表され、日塗工からその集計結果を受領しました。今月は正月休みがあった関係で通常月よりも4日遅い発表でした。11月度は表面上の数字をも見ると、10月の前年比から大幅ダウンであり、なぜ?と思うのですが、どうもその主要因は暦にありそうです。

2019年以降の11月における土曜、日曜、祝日を差し引いた日数を数えてみました。2019年~2024年まで2021年を除きすべて20日でした。例外であった2021年は19日でした。一方昨年(2025年)はなんと18日しかありませんでした。三連休が2回あったこと、さらに1日が土曜日、30日が日曜日であり、めったにはない暦の巡り合わせで出勤日が18日しかない会社も多かったためではないかと推定されます。実は今年の3月も前年比が大きく落ち込んで心配されましたが、これも暦の影響が大きかったためと推測されています。

前年同期比は重用されている指標ではありますが、出勤日数がほぼ同じであるという前提のもと指標たり得るという前提があります。出勤日数が2024年の20日から2025年の18日に減少すれば、一日あたりの数量や金額が同じでも月単位では前年比が90%でもさほど不思議ではないということになります。こうしたことはそう頻繁にあるわけではありませんが、統計を処理する場合には頭に入れておく必要があります。

さて前置きが長くなりましたが、いつものようにデータをご紹介していきます。最初は全体の出荷数量と金額の推移です。

11月は数量・金額とも2025年度の中でも低調な部類になっていますが、これはほぼ暦で説明できるのではないかと考えています。11月が少なくなった分、前後が増えるのではないかとも想像しています。来月に12月の前年比が出た段階でもう一度確認してみることにします。

それでは単価の推移に移ります。このところ単価の上下は小幅な動きになっています。図中の数字は2021年1月を100とした場合の2025年11月の単価指数、カッコ内は10月からの指数の変化です。

原油、ナフサ、石油製品です。原油、ナフサは10月から上昇しました。原油は2021年1月のレベルに近くなってきていますが、ナフサは高止まりです。

主要品目ごとの単価指数上昇値と単価上昇金額です。

指数値では、上昇値の大きい順に、シンナー>アミノアルキド樹脂塗料>エポキシ樹脂塗料>その他塗料>(水系塗料全体)>エマルション塗料>アクリル樹脂塗料(常乾)の順でした。単価上昇幅では、アミノアルキド樹脂塗料>アクリル樹脂塗料(常乾)>その他塗料>粉体塗料>ウレタン樹脂塗料の順でした。

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