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かんとこうブログ

2026.01.21

原材料価格情報・・・2025年11月度経産省確報より

経産省確報(生産動態統計調査)2025年11月度から、塗料原材料の単価(出荷金額÷出荷数量)をご紹介します。

樹脂原料は大きな単価の動きはありませんでした。

有機溶剤では前月から3%以上単価が上昇したのが、トルエン、キシレン、合成ブタノール、3%以上単価が下落したのがイソプロピルアルコールでした。

顔料では3%以上の単価上昇が酸化亜鉛、3%以上の単価下落がアゾ、フタロシアニン、二酸化チタンでした。

樹脂では3%以上単価変動は、石油樹脂の単価下落のみでしたが、エポキシ樹脂、メタクリル樹脂は3%に近い単価上昇でした。

3%以上単価が変動した原材料について、出荷数量と出荷金額の推移を示します。まず、単価上昇のあった原材料の推移を示します。

  

トルエン、キシレン、酸化亜鉛については、出荷数量が減少傾向で、その結果、数量と金額の乖離が大きくなっています。合成ブタノールについてもこの1年ほどでは数量と金額が乖離傾向にあります。いずれの場合も今月の単価上昇は、数量・金額ともに増加する中で金額の上昇が数量の上昇を上回ることで単価の上昇となりました。

次に3%以上単価下落のあった原材料です。

いずれも数量が減少していく中で、金額と数量が乖離傾向にあります。これらに限らず、塗料原材料全体がこうした傾向にあり、先行きが心配されます。いずれの原料も、こちらは数量・金額ともに減少する中で数量の減少より金額の減少が上回ることで単価が下落した形になっています。

先月から統計数値が公表されなくなったメチルイソブチルケトンですが、11月も発表なしとなりました。供給会社が2社以下になったことを意味しているのではないかと心配されます。

最後に各原材料の2021年1月を100とした指数を示します。指数値としては、やはりキシレン、トルエンがワン・ツーです。21原料の指数値の単純平均は150.3でこのところ150近辺に貼りついています。

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