かんとこうブログ
2026.01.22
12月の訪日中国客は前年からほぼ半減・・に留まる?
昨日日本政府観光局から12月の訪日外客数推計値の発表(下記接続先)がありました。中国からの訪日数がどの程度減っているのか興味があって先月から調べており、その結果をご紹介したいと思います。。
発表の概要は下記のようになっていました。

中国からの訪日数は330,400人で前年同月比45.3%減でした。思ったよりもずっと多い数字でした。ニュースなどでは激減していると報じられていましたが、それは団体ツアー客に限った話であって、個人客やビジネス関係は減っておらず、全体としてはかなりの数の中国人来訪者があったことになります。
訪日客全体として、12月としても2025年としても過去最高であり、年間では初めて4000万人を超えました。11月以降の中国人客の減少の影響はグラフからは感じられません。昨年と同じ月どうしを比較した下右図からも11月以降の減少というのは感じ取れません。(下図)

ただし、中国からの訪日客だけを見るとさすがに2025年8月以降減少が続いており、11月以降はさらに減少に拍車がかかったように見えます。2025年単月での来訪者が最多であった8月から見れば12月は3割ほどに減少したことんになります。団体客の訪日は早くても3月まではないと言われていますで、さらに減少する可能性もあります。

下図は国別訪日来客数の推移です。こうしてみると中国以外は全体として増加傾向にあるとみてよいのではないかと思われます。年間訪日数が100万人を超えた国は7つ(韓国、中国、台湾、アメリカ、香港、タイ、オーストラリア)となりました。この政府統計資料では、中国と台湾、香港は別々に集計されていますが、これを見ると、台湾はもちろんん、香港の訪日者数にも11月以降の大きな変化はなく、中国政府の渡航自粛勧告の効果は及んでいないように見えます。

