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かんとこうブログ

2026.01.27

業況観測アンケート2025年12月度の結果

昨日、日塗工から業況観測アンケート12月度の結果を受領いたしました。組合員には別途日塗工資料を送付しておりますが、例月のように補足も加えてご紹介いたします。11月は暦の影響もありひさしぶりに全体金額の前年同月比が100を下回りましたが、12月度はなんとか持ち直したようで一安心といったところです。

まずは最近13カ月の調査結果を一覧表で示します。

12月度は需要分野別では建築外装を除き前年比超えとなりました。前前年比も建築外装と自動車を除き100%を超えました。参考までに12月の土日祝日を除く日数は前年と同じと推定しています。

業況観測アンケートと経産省確報の数量、金額についてのグラフを対比して掲載します。

全体によく一致していますが、経産省確報の方がやや数値が低めに出ています。これらのグラフをスイッチしてそれぞれ数量と金額で書き直してみます。

数量も金額も比較的よく一致していると思いますが、11月の数量だけは業況アンケートと確報の差が大きくなっています。これは調査対象が必ずしも同じとば言えないので仕方がないことかもしれませんが、数値を細かくみれば11月の数量と金額の数値では、業況アンケートの方が、数量前年比が96.4、金額前年比が97.2であるのに対し、確報は数量前年比が90.8,金額前年比が94.1となっています。業況観測アンケートの数量が金額を基準に考えると髙すぎるように思いますが、こればかりはこれ以上調べる方法がありません。

次に2018年の各月を100とした場合の現在の指数値ですが、12月分として9月からの4ケ月を示します。

12月は2022年以降の推定出勤日数(土日祝日、さらに12月の場合は年末の3日間を差し引いた日数)が20日とすべて一定でしたので、暦の影響は忘れていただいてもよいと思います。2019年の消費税増税余波、2020のコロナの低迷から順調に立ち上がっていると考えられます。船舶・重防食がとびぬけて良く、木工がとびぬけて悪いのは他の月とも共通する傾向です。この4カ月の中では2025年11月は極めて不振です。やはり前年から出勤日数2日減では前年比は落ちこみます。

さてここまでは需要分野別の出荷金額についてみてきました。数量については需要分野別の統計がありませんので、経産省確報の数値から日塗工が算出している純出荷数量でモニタリングしています。

月ごとに毎年の前年同月比をかけわせて算出した指数の推移を示します。現時点の最新は11月です。11月の最新指数は驚きの74.5となりました。2018年の3/4以下ということです。11月は2024年から一挙に7.1ポイントも低下しました。これはやはり暦の影響もあるのかと推定出勤日数の影響も考察してみました。

月によって指数値の推移の仕方が異なっていますが、そのうちのある程度は推定出勤日数(1カ月のうち土日祝日の数を差し引いた日数)で説明ができそうにも思われます。暦から調べた日数のデータが2022年以降しかありませんが、2022年を基準として2023年~2025年まで出勤日数を表示してみました。オレンジが2022年より多かった場合、水色が少なかった場合です。典型的な減少一途は3月と11月ですが、両月とも2022年の日数に比べると2023年~2025年の出勤日数が少ない傾向にあります。6月7月も同様に2022年より2023年~2025年の方が出勤日数が少ないのですがこちらはあまり減少していません。さらに2022年よりも2023年~2025年の方が日数が多いのが2月、4月、10月ですが、こちらはすべて減少の仕方が少ないようです。

もちろん、こうした数量の推移は、暦だけでなく経済状況にも左右されることは自明ですので、それを否定するのではありませんが、他の潜在要因として暦があることだけは再度申しあげておきたいと思います。

月別純出荷数量は、どう見ても減少傾向を続けています。下図の近似式の係数のマイナスがほんの少しだけ小さくなってきていますが、反転には程遠い状況です。2026年からは基準年を2018年から2022年に変更しようかと考えています。

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