かんとこうブログ
2026.02.19
経産省確報2025年12月度に見る塗料単価動向
昨日受領しました経産省確報からの塗料需要ならびに塗料単価動向についてご紹介します。最初は出荷数量と出荷金額の推移からです。

11月は暦の関係もあり数量、金額とも落ちこみましたが、12月は少し持ち直しそれまでのレベルに戻しました。と言っても出荷数量はここ6年間の最低レベルであることには変わりありません。金額は逆にここ6年間の最高レベルで推移しています。
それでは主要品目の単価指数の推移です。

12月度は主要な有機溶剤型塗料の単価がすべてあがりました。

エマルション塗料はこのところ単価が下降ぎみになっています。水系塗料もエマルション塗料の影響を受けています。

この4種はいずれもこのところ単価指数が停滞ぎみになっています。
ご参考までに原油、ナフサ、石油製品の価格指数も示します。ガソリンは暫定税率廃止により価格が下がりました。

最後に2021年1月以降の単価上昇幅および指数上昇幅のグラフを示します。

指数値上昇幅としてはシンナーが最も大きく2021年1月の1.5倍以上になっていることを示していますが、塗料についてはアミノアルキド樹脂塗料が上昇幅が30台で、主要な塗料はほぼ20台です。単純平均すると指数上昇値27.2となります。昨日ご紹介した塗料原材料の指数での上昇値の平均が53でしたので、塗料の値上がり幅は原材料値上がり幅の半分程度とも言えます。
価格の上昇値では200円/Kg超えがアミノアルキド樹脂塗料です。150円超えはアクリル樹脂塗料(常乾)とウレタン樹脂塗料、ついで粉体塗料、その他塗料と続きます。シンナーは単価が低いため金額の上昇幅は大きくありません。