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かんとこうブログ

2026.02.23

1月の訪日来客数、中国大幅減でも影響軽微か?

1月の訪日来客数が観光庁から発表になっています(下記接続先)。中国からは昨年の60%減少ということですが、全体としては昨年の5%減に留まっており、インバウンドに与える影響は軽微なのではないかと思われました。今日はこの来客数についてご紹介したいと思います。

https://www.jnto.go.jp/statistics/data/_files/20260218_1615-1.pdf

冒頭のまとめとしては以下のようになっています。トップは「中国からの来客数が減った」ではなく、「1月は前年同月比で5%減であった」ことと「韓国からの来客数が単月として初めて110万人を超えた」ということでした。二番目には、中国以外の国からの来客数は全般に増加していることが挙げられています。

   

全体の訪日客数推移については、観光庁のグラフ(下右図)と手元で作成したグラフ(下左図)を示します。

いずれを見ても昨年11月以降訪日観光客が激減したとは思えません。しかし、中国からの観光客が11月以降大幅に減少していることは間違いありません。下左図は2024年1月以降の中国人観光客の推移をそれぞれ異なる表示方法で示してていますが、確かに昨年11月以降は大幅に減少しています。

ですが、冷静に見れば、今年1月の水準は、2年前の1月と同水準です。しかも今年は春節が2月中旬であることを考えればさほどの激減ではないようにも思われます。さらに2026年1月は2025年12月の観光客数よりもわずかではありますが増加しています。少なくとも日本のすべての観光地で閑古鳥が鳴いているというのは当たっていないと思われます。

下図に各国観光客数の推移を示します。中国からの来客数減少を補うように韓国、台湾からの来客数が増加しています。

2026年1月の訪日来客数の内訳を2025年通年の内訳と対比して示します。

冒頭のまとめにもありましたように、「韓国、台湾、豪州で単月過去最高を更新したほか、米国、インドネシア、フィリピンなど17市場で1 月として過去最高を記録した」ことで、中国の減少を各国が補っているように見えます。大雑把に言えば、「2025年通年で2割を占めていた中国人来客が2026年1月は半分の1割になったが、その落ち込みは他国からの来客でかなりカバーされた」ということになります。2月は春節がありましたので、どのようになるのか注目してみていきたいと思います。

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