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かんとこうブログ

2026.02.25

冬季五輪のメダル獲得数史上最高よりも誇るべきこと

ミラノ・コルティナオリンピックは日本人に大きな感動を与えてくれました。そして獲得したメダルは24個と史上最高となり大きく報道されました。一方で、冬季の限らず夏季も含めてオリンピックの種目数は増加傾向にあり、メダルの全体数も当然過去に比べれば増えているので、史上最高とだけ単純比較するのはどうなのだろうか?と気になっておりました。決して24個のメダルにケチをつける気など毛頭ありませんが、統計的にも納得いく形で評価してみたいと思いました。その結果は、単にメダル数が史上最高ということだけでなく、日本が冬季スポーツ全般にわたり、世界に躍進していることが証明されたという嬉しい結果となりました。以下の調べたことをご紹介します。

資料はウイキペディアから引用させていただきました。

冬季オリンピックの参加国数と選手数は会を追うごとに増加しています。(下図:1940年、1944年は中止)

国数で言えば、第1回のシャモニー・モンブランでは16か国であったものが、アジア初の第11回札幌大会では35か国、第18回長野大会では72か国、前回の北京大会で91か国、今回のミラノ・コルティナでは92か国といった具合です。選手数もこれに伴い増加しています。

種目数も国数、選手数と同様に増えています。(下左表)わかりやすい比較で言えば、1972年の札幌で35種目、1998年の長野では69種目でしたが、今回のミラノ・コルティナでは116種目と札幌の3倍以上、長野の倍近くに増えています。しかし、日本選手のメダル獲得数は、2006年のトリノを底にそれをはるかに上回る急上昇中なのです。(下右図)

つまり、日本選手に獲得メダル数が史上最高なのは単に種目が増えたためだけではありません。近年急上昇しているということをもっと伝える必要があります。さらに誇るべきはこれだけではありません。それは、他の国との関係です。

下表は、日本開催の札幌、長野大会と直近の北京、ミラノ・コルティナ大会の国別メダル獲得数の一覧表です。この表は、①金メダル数 ②銀メダル数 ③銅メダル数でランク付けされておりメダル総数の順位ではありませんので、横に並べて見てもそうそう日本が近年躍進しているというようには見えません。がメダル数の順位で言えば左下の小さな表に示したように、札幌が11位、長野が9位タイ、平昌が12位、北京が6位タイ、そして、ミラノ・コルティナが5位と着実に順位を上げてきています。しかも参加国は増加しているにもかかわらず、です。これこそ日本が世界に誇るべきところではないかと思います。

単にメダル数が史上最高というだけでなく、新しい種目においても活躍しており、トリノ大会以降は世界の強豪に伍して冬季スポーツ大国としての地位を大会ごとに向上させていることこそ日本が世界に誇るべきことではないかと思う次第です。

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