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かんとこうブログ

2026.03.05

対米自動車輸出1月の結果・・単価はもどりつつある?

2026年1月の貿易統計1月分(速報値)が発表になっています。トランプ関税発動以降、単価の下落が気になっていましたが、傾向としては戻ってきているような気配が感じられます。具体的に数値でご紹介していきたいと思います。

対世界、対米、対EU、対アジアの自動車輸出台数、金額、単価を図示します。

自動車輸出において台数は季節的に変動しており、1月、5月、8月は日本が長期休暇に入るため常に輸出台数が減少しています。2026年1月も例外ではなく、いずれの地域への輸出も前月から減少しました。対米に関しては言えば、台数こそトランプ関税発動前後で大きな変化はないものの、金額、単価が発動直後に大きく落ち込み、その後緩やかに回復傾向にありました。昨年末から今年初めにかけて、ようやく関税発動以前の水準に戻ってきた感じがあります。

対EUや対アジアではそのような動きはありませんので、これはアメリカ特有の現象であり、原因はトランプ関税であることは間違いありません。このトランプ関税の影響は自動車そのものだけでなく自動車部品にも及んでいます。

下図は自動車部品輸出における数量と単価の推移を示していますが、対EU、対アジアでは単価がむしろ上昇傾向であるにもかかわらず、対米輸出ではトランプ関税発動以降低迷を続けており、その影響は全体に及んでいます。

対米、対EUの自動車および自動車部品において、台数/数量と金額の散布図を描いてみました。これらの図から、対EUでは数量と金額の間に大きな変化がないのに対し、対米ではトランプ関税発動以降は数量と金額の関係が崩れて、金額が回帰線の下側にプロットされるようになったことがわかります。

しかしながら対米の最新値(上向き矢印)については、自動車輸出においては回帰線上まで戻ってきており、元の水準にもどりつつあることがわかります。自動車部品についてはまだ回帰線上には戻っていませんが、今後も注視していきたいと思います。

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