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かんとこうブログ

2026.03.11

クマによる人身被害2月は1件1名、出没情報件数1月は平年並みに減少

環境省のクマ関係情報が更新されましたのでご紹介します。クマに関する情報は毎月初旬に更新されていますが、3月の更新された出没情報は令和8年1月が、人身被害情報および捕獲情報は令和8年2月がそれぞれ最新です。それでは人身被害情報からご紹介していきます。

人身被害件数は令和8年1月はゼロ件でしたが、2月は1件1名となりました。岩手県で発生しています。下表は令和7年各月の都道府県別人身被害一覧表ですが右下の方に重ねて載せてある近年の2月の人身被害数と比較しても、1件という件数は平年並みと言ってもよいのではないかと思います。もちろんゼロ件であるべきですし、被害に遇われた方にはお見舞いを申し上げたいと思います。

一方、出没情報件数は1月が最新値です。下図に全国および出没情報件数の多い10府県の今年を含め直近5年間の月別推移を示します。これを見る限り全国および各都府県(北海道は統計を取っていない)における1月の出没件数情報は平年なみに減少したといえるのではないでしょうか?これは上表でご紹介した1月の人身被害が全国でゼロ件であったこととも符合すると思います。

まだ2月の出没情報は公表されていませんが、ここまでのデータを見る限り冬眠をしないクマが人間の居住地に頻繁の出没するという事態は避けられたのではないかと思います。もちろん、地元の方々の懸命な警戒や行動規制などの賜物であるとは思いますが、ひとまず胸をなでおろしました。

最後に捕獲情報ですが、捕獲情報は月別のデータが公開されていないため、2月単月の捕獲数は、2月公表分から1月公表分を差し引いて計算するしかなく、計算結果が県によってはマイナスになったりしていたよくわかりません。あとから以前のデータを修正しているようですので、こうしたこともあると思いますので、今回はご紹介を見送ることにしました。

最後にひとつだけコメントしておきます。熊の出没情報の府県別グラフで、中段、下段のグラフの形が右半分と左半分で異なっていることに気が付かれた方も多いのではないかと思います。これは長野以西、新潟以東で境界線がひけるのではないかと思います。そしてその地域的な差異が意味するところはクマの食糧事情ではないかと推測しています。熊対策の一環としてぜひこのあたりは調査をして来年度以降の対策に活かしてほしいと思っています。

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