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かんとこうブログ

2026.03.17

今シーズンのインフルエンザ, 少し早めのシーズン総括

先々週第9週の感染者状況から、まもなく収束に向かうであろうとしていましたが、期待に違わずほぼ全都道府県で感染者数が減り、一部の県では定点あたり感染者数が10人/所を下回りました。2025年第42週から2026年第10週までの都道府県感染者数推移を下表に示します。

全国平均は14.33人となりました。インフルエンザウイルスが猛威を振るっていた九州地区も特に地域的な特異性を示さなくなりました(下図下段)。全国平均の推移と第10週の都道府県別定点あたり感染者数をあわせて示します。

ところで、今シーズン(2025年末から2026年春)におけるインフルエンザの感染は過去と比べてどうだったのでしょうか?

今シーズンはまだ終わりではありませんが、非常に特徴的なことは言うまでもなく、ピークが2回あったことです。そしてその2回のピークを持った感染者数推移のパターンが、2年前の2023年末から2024年春にかけての感染者数推移ととても似ていることです。昨シーズンは一山のパターンで感染開始から収束まで12週間で終わりました。これに比べると2年前のシーズンはなんど感染期間が31週間もありました。そして今シーズンも感染開始からすでに20週間にもおよび完全な収束にはまだ数週間を要すると思われます。今シーズンは感染期が非常に長かったといえます。いずれにしても、今シーズンと2年前のシーズンは感染者数の推移がよく似ています。この2年に共通することはなにか、ワクチンへのウイルス種の選定はじめ来年への参考となる事象を見逃さないようにして来年に活かしてもらいたいと思います。

最後に各都道府県別感染者推移のグラフを載せて、少し早めの今シーズンのインフルエンザ報告の総括とします。都道府県で特徴的だったのは沖縄県で、一度も定点あたり感染者数が30人を超えませんでした。何か効果的な対策が打たれていたとすれば見習うべきと思います。

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