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かんとこうブログ

2026.03.19

経産省確報に見る塗料原材料の単価動向・・2026年1月度

本日経産省から生産動態統計調査(確報)が発表になりました。塗料の単価動向に先立ち原材料の単価動向をお知らせします。と言ってももはや1月度の単価動向にはあまり意味がなくなりました。イラン情勢の不安により原材料、とりわけ芳香族系炭化水素を中心として非常にタイトになっているからです。とは言えデータはデータですので例月の通りに報告いたします。これから2カ月後に3月度を報告する際にはおそらく単価動向は激変していると思われます。

樹脂材料では上昇3種、下降2種でした。エピクロルヒドリンの価格アップが大きめでした。

有機溶剤では、1月の時点では大きな動きはありません。イソプロピルアルコールの価格アップ、合成ブタノールの価格ダウンが目立つ程度です。

顔料についてはフタロシアニン顔料が先月の大幅アップの反動で大幅ダウンとなりました。酸化亜鉛、酸化第二鉄は前月に比べ3%以上の価格変動でした。今月の最大のショックは、酸化チタンの数値は発表されなくなったことです。先日のメチルイソブチルケトンに続き発表がなくなったということは、最も一般的な白顔料である酸化チタンの供給会社が2社以下になったということと理解しています。

樹脂はすべて価格アップでした。石油樹脂、アルキド樹脂、エポキシ樹脂が3%を超える大幅アップとなりました。

先月に比べ3%以上の価格変動があったものの出荷数量と出荷金額の推移を示します。

ほとんどすべての原料がそうであるように先月から3%以上価格がアップしたものは、数量が減少、金額が上昇しており単価上昇のパターンになっています。

3%以上価格がダウンした原料も基本的には数量減少、金額増大傾向の中での価格ダウンになります。金額の減少幅が数量の減少幅を上回るか、数量の増加幅が金額の増加幅を上回れば価格ダウンとなります。

各品目ごとの単価指数のグラフです。2021年1月を100としています。このところほぼ150付近で固定化されていますが、今後イラン情勢により大きく動きそうです。

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