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かんとこうブログ

2026.03.25

こんな情勢下ですが・・桜の開花式の検証

イラン情勢緊迫化の中塗料業界は原料確保に苦境にあるという状況下ではありますが、例年の桜の開花式の検証をしたいと思います。

まず開花式についてですが、昨年までの6年間、以下の4本の式を使って予測、検証してきました。

①2月1日を基準日とし日平均気温の合計が400を超えた日 
②2月4日を基準日とし日平均気温の合計が360を超えた日
③2月1日を基準日とし日最高気温の合計が600を超えた日
④魔法式exp(Ea*(T-Ts))/(R*T*Ts)の合計が23.8を超えた日 (Ea=70、R=8.314、Ts=15) 
  
これら4本の開花式の最近7年における的中度を下表に示します。赤字は開花式の答えと実際の開花日が一致したケースになります。一本も的中しなかったのは2022年と2024年ですが、2022年は4本の式のうち、1日違いが2本あり、ほぼ的中とも言えましたが、2024年では全て実際の開花日よりも10日以上早い日を予想していました。
   

今年については、①式が的中、②が一日違い、③と④が2日違いとなりました。4本とも2日以内ですので、今年の開花式的中率はまずまずだったと言えるかもしれません。

実際の気温データと累積値の一覧表を下に示します。気温データは気象庁の過去の天気検索サイトから、東京都の標準木のある靖国神社最寄りの東京地点のデータを使用しています。

さて、この開花式の検証においては起算日を2月1日または2月4日としています。本来休眠打破の日についても、気象会社の開花予想では、各種気象情報から毎年独自に特定されているそうです。ともあれ、今年も昨年に引き続き、11月以降の気温の推移から何か開花日との関係がわからないかと考えてみました。

今年も含め過去7年間の11月から3月までの東京の日毎平均気温とその平年値をグラフにしました。2月1日を基準日として、以前の2カ月と以後の1.5カ月の日毎平均気温とその平年値との差の平均を比べようと考えました。単純に休眠打破前は寒い方が、以後は暖かい方が開花が早くなるのではないかと考えたわけです。が、しかし脆くもその単純な考えは事実の前に崩れ去りました。

この7年間で最も早い開花日は2020年、2021年、2023年の3月14日です。この3年に共通するのは2月1日から3月15日までの平年値との差が大きい、すなわち暖かかったことですが、1月31日までの気温については、2020年と2022年は高く、2021年はわずかに低くなっていました。逆に最も開花が遅かったのは2024年の3月29日ですが、この年については1月31日までも、2月1日以降も平年値よりも高めでした。つまり、最も早かった年についても、最も遅かった年についても、共通して説明できるようなものはなかったということです。

強いて言えば、開花日が最も早かった3年に共通するのは、2月1日から3月15日までの平年値との差が2℃以上あったということです。そしてこの2℃以上暖かかったという年はこのほかにはありませんでした。したがって仮説としては、休眠打破以降の平年値との差が2℃以上であれば開花が早いとは言えるかもしれません。

桜の開花メカニズムはそんなに単純ではないとは思いますので、来年以降も開花式の検証を継続していきたいと思います。

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