かんとこうブログ
2026.04.09
日銀短観が発表されましたが、イラン情勢不安前の回答と思われます
4月1日に日銀短観2026年3月調査分が発表になっていました。さぞかしイラン情勢不安の影響がみられるのでは思いましたが、3月上旬には過半数の会社が回答を提出していたそうで、ざっと見る限りイラン情勢不安の影響は明確には認められませんでした。いつもご紹介しているデータをご紹介していきます。
最初は中小企業の製造業と非製造業のDI値の推移です。3月のDI値は製造業と非製造業の差が少し縮まりました。

両者とも上向きとなっています。製造業の大企業と中小企業の差も少縮まりイラン情勢不安の影響が認められません。

続いて中小企業の全産業、製造業、非製造業のDI値推移です。ここでも製造業、非製造業とも上向きでした。

中小企業の製造業の各業種のDI値推移です。塗料に関係する業種を選択して載せています。

3月段階でDI値がマイナスであるのは鉄鋼だけでした。また12月からDI値が低下したのは化学と窯業・土石の2業種でした。続いて中小企業の非製造業です。

3月時点でDI値がマイナスの業種はありません。12月のDI値から下がったのは建設、不動産、宿泊・飲食の3業種でした。最後に直近の1年間の平均DI値とその前の1年間の平均DI値を比較して図示します。

ほぼすべての業種において、直近1年の平均DI値がその前の1年の平均FI値を上回りました。下回ったのは飲食・宿泊だけでした。
今回の結果にはイラン情勢不安の影響が認めらないようですが、6月調査結果には現れるのではと想定しています。