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かんとこうブログ

2020.03.06

河津桜はなぜ早く咲くのか?

今週前半に、桜の開花予想に関する記事ととともに河津桜の原木の写真を載せました。河津桜は、早咲きの桜として有名ですが、なぜ早く花が咲くのかご存知でしょうか? 今日はこの疑問について調べたことを書きます。

 河津桜の原木の写真に小さく映っていますが、原木の横に説明が書かれた看板がたっており、そこには以下のように書かれています。「昭和30年頃の二月のある日のこと、この家の主人であった飯田勝美氏が、河津川沿いの冬枯れの雑草の中で芽吹いていた約1mくらいに育った桜の若木を偶然みつけて庭先に植えたのが始まりでした。~中略~ 河津桜はオオシマザクラとカンヒザクラの自然交配種と推定されます。」

 つまり河津桜は、河津川のほとりで自然交配によって偶然生まれた品種であるということです。すなわち、カンヒザクラという早咲きの桜とオオシマザクラという遅咲きの桜の自然交配種であるため、2種類の桜の特徴を受け継ぎ、開花時期についてはカンヒザクラの特徴を継承していると考えられているのです。そして、カンヒザクラが早く咲く理由については、そのルーツが台湾や中国南部にあり、厳しい寒さが訪れる前に「休眠打破」するためではないかと考えられているようです。つまり、ほかの桜より、冬眠から目覚め、開花の準備を始める時期が早いので早く花が咲くということです。

 さて、突然ですが、河津桜は自然交配種と書きましたが、自然交配を英語でなんというかご存じでしょうか?自然交配という言葉は植物だけではなく、動物にも使われます。辞書を引くとcrossbreeding, natural matingとか耳慣れない単語が出てきますが、塗料でも使われるnatural hybridという単語も出てきます。このhybridという単語は、「ハイブリッド」として、最早半ば日本語化していますが、もともとの意味は動植物の雑種、あいのこという意味です。

 自動車の「ハイブリッド」は、ガソリンエンジンとモーターといったように複数の動力源をもつ車を意味しますが、それでは、「ハイブリッド」塗料とはいったいどんなものなのでしょうか? と強引に塗料に話を持ってきたところで、続きは来週書きます。

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