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かんとこうブログ

2021.10.01

8月の自動車生産、半導体不足などで前年同月比を下回るメーカー続出

8月の日本の自動車メーカーの自動車生産は、東南アジアで感染拡大によるロックダウンが続き、半導体など部品の製造が滞っている影響で、前年同月比を下回るメーカーが続出しました。前年同月比がプラスとなったのは、日産の世界生産、三菱の国内生産と世界生産、ダイハツの世界生産のみでした。三菱と日産は昨年の今頃は生産が著しく落ち込んでいましたので、前年同期比のプラスはその反動とも言えます。

また、すべてのメーカーが前々年同月比でマイナスとなりました。コロナ禍+半導体不足による影響はさらに深刻さを増しているようにも見えます。

各社の生産台数の推移を示します。

あのトヨタも苦戦しています。8月は、前年同期比が国内91.6%、世界83.8%でした。前々年同期比はさらに悪く、国内80.6%、世界77.9%です。日産の前年同期比はまずまずのように見えますが、日産の場合には昨年8月の前年同期比が国内52.9%、世界47.9%でしたので、その反動でまずまずに見えるという解釈が正しいのではないかと思います。ホンダも深刻で、国内の生産台数は、昨年の需要低迷期よりもさらに少ない台数になっています。

スバル、マツダ、三菱の3社の中では、三菱の前年同期比が突出して好調であるように見えますが、三菱の場合には日産同様、昨年1年間の生産台数が大きく落ち込みました。その影響が出ているだけであり、前々年同期比でみるとやはりかなり下回っています。この3社の中では、マツダが最も苦戦しているように見えます。

ダイハツとスズキは、日系メーカーの中では、コロナ禍の中でも影響が軽微なグループに属します。とはいえ前々年同期比でみると、いずれもマイナスではあります。

以上各メーカーの生産台数の推移でした。8月の生産台数は、ほとんどのメーカーで前月から見ると下降線をたどっています。コロナ禍と半導体不足は自動車産業にとって、しばらくマイナスの影響を及ぼし続けるようです。

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