お電話でのお問合せはこちら
TEL:03-3443-4011

かんとこうブログ

2023.08.10

2023世界選手権(陸上)で入賞が期待される日本選手

8月8日に、さらに追加発表があり、日本選手団の顔ぶれが最終的に追加になりました。なぜ2段階の追加になったかというと、1回目の追加が8月2日時点の世界ランキングをうけてリレーメンバーも含め国内調整した結果であるのに対し、2回目の追加は、各国で調整した結果、故障等で出場辞退となった選手がかなり出たための、繰り上がりで出場が認められたケースが出たためです。いずれにしても特に女子の出場選手が増えたことは喜ばしいことです。追加出場となった選手達をご紹介します。

男子 200M 飯塚翔太、400MH 岸本鷹幸、3000MSC 砂田晟、棒高跳び 柄澤智哉、やり投げ 小椋健司

女子 100M 君嶋亜里沙、200M 鶴田玲美、5000M 廣中璃梨佳、10000M 五島莉乃、400MH 宇都宮絵莉、同 山本亜美、三段跳び 高島真織子、円盤投げ 斎藤真希、20KM競歩 梅野倖子、

これらの選手は、女子短距離の君嶋、鶴田両選手を除き、一度はランキング圏内に入りながら、最終的にランキング圏内から漏れた選手であり、そういう意味ではそれなりの実力を備えた選手達と言えると思います。せっかく得た出場権なので、悔いのないPeformanceをしてもらえればと思います。

ここからは、独断と偏見による日本選手で入賞が期待できる選手の予想です。

現在のランキング順位、昨年の世界選手権、一昨年の東京オリンピックの成績なども考慮してこのようにまとめたのですが、昨年の世界選手権で入賞しているサニブラウン選手や、真野選手、東京オリンピックで入賞している田中希実選手や廣中選手はなぜ名前を上げないのかと言われそうですが、その理由は一言で言えば今年の成績です。

例えば男子100Mでは最も勢いがあるのが柳田選手、200Mでは鵜沢選手であり、さらに勢いがあるのが男子400Mの3選手です。この短距離の中で最も入賞の可能性があるのは400Mであり、100Mはさらに可能性が低いと思いますし、同じ100Mでもサニブラウン選手の今の状態は柳田選手に及ばないのではないかと思うからです。

真野選手は昨年素晴らしい跳躍を見せてくれたのですが、今シーズンはそこまで調子が上がっていないように見えます。同様に田中希実選手、廣中選手はやはり2年前のような勢いが感じられません。田中選手については、1500Mのラスト400Mを60秒で走り、これは世界のトップと同じタイムだとマスコミは騒ぎますが、その割にはゴールタイムがよくありません。ケニア合宿など思い切った練習もやっているようですので、本当のところはわかりませんが、私にはアフリカ勢と互角に戦えるところまで来ていないように思えます。

こうして予想を書いてはいますが、私が選手に期待するのはメダルでも入賞でもありません。自己記録の更新であり、Best Performanceです。厳しい練習に耐えて掴んだ晴の舞台ですから、精一杯実力を発揮してもらいたいとそれだけです。国の期待を背負うといいますが、何よりも自分のために走り、跳び、投げてほしいと思います。

コメント

コメントフォーム

To top