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かんとこうブログ

2020.11.02

日本の自動車メーカー 4-9 月期の生産台数まとめ

先週金曜日に、9月の生産台数と2020年1-9月の国内・世界の生産台数と前年同期比の推移をご紹介しました。今日は、4-9月の6ヶ月としての数字をご紹介します。今年に入ってからの推移を見れば想像がつく話ではありますが、やはり数字で表すとイメージがはっきりしてきます。

世界の生産台数の前年同期比からご紹介します。この数字は、金曜日にご紹介したデータから計算したもので、各社のホームページ記載のデータを転載したものではありません。もし齟齬があれば、各社ホームページを正としてください。


各社ホームページの生産台数データをもとに算出

9月には過半数のメーカーが前年並みに戻ったとは言え、4月5月の落ち込みは大きく、4-9月の6ヶ月トータルで見れば、前年同期比が最も高いホンダでも82.2%でした。トヨタ80.2%、ダイハツ72.5%と続き、日産、スバル、マツダ、スズキは60%台、三菱に至っては41.9%と半分を下回りました。


各社ホームページの生産台数データから計算

この図からは、各社の生産スケールの規模感と国内/海外比率を見ていただければと思います。赤字数字は世界生産台数になります。


各社ホームページの生産台数データから計算

この図は国内・海外の4-9月期の生産台数の前年同期比です。国内・海外とも同じ程度に減産した会社が多いのですが、軽自動車メーカーは国内の減産比率が海外に比べてかなり低くなっているのが特徴的です。マツダ・日産は逆に海外生産の減産比率が低くなっています。それぞれの会社の販売事情が関係しているものと思われます。

先週書きましたように、9月度で日産三菱を除き、各メーカーは前年同期比に追いつくか上回りました。このまま推移してくれることを期待しています。

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