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かんとこうブログ

2022.03.03

”関塗工だより”のコラム欄から

関塗工だよりは、3か月に1回発行される関塗工の機関紙ですが、その関塗工だよりに新しくコラム欄が設けられることになり、31日発行の第115号から掲載が始まりました。

これは第537回理事会(昨年12月)において決定されたもので、組合員企業で働く皆さんの声を紹介することを目的としています。当面の募集テーマとして

仕事をするうえで私が一番大切にしていること 

ピンチで救われた話 

今でも胸に残る先輩の話 

の3つに絞り、昨年12月の月末文書にて募集のお知らせを出しました。今号ではその第1回として最初に応募いただいた2件の投稿をご紹介しています。組合員企業のみならず働く人々すべてにもエールを送るような内容だと判断し、ここにご紹介させてもらいます。

仕事をするうえで私が一番大切にしていること

アトミクス()塗料事業部 生産管理部物流課 小野寺 光希

私が勤めている会社は塗料を製造する会社です。私が所属している部署ではお客様から注文を受け受注作業・出荷業務を行ったり、配送手配をしたりします。その為、毎日お客様や関係部署と連絡や情報を共有し、深く関わりあいます。私が仕事をするうえで大切にしていることは「関係者や顧客とコミュニケーションをとり信頼関係を作る」ことです

 

たとえば、顧客とのやりとりは自分の対応がそのまま「会社のイメージ」につながり「会社の印象」になると思います。電話を受けたときは、失礼がないよう明るく話すことを意識しています。コロナ過でコミュニケーションの取り方が変わり日常の変化がありますが 「人と話すこと」「伝えること」の大切さを忘れずに日々過ごしたいと思います。  また、私は1児の母です。家庭でも今日あったことを話しあうなどして伝えること・言葉の大切さを教えていきたいです。

 

今でも胸に残る先輩の言葉・・・「いいかげんに仕事をしなよ!?」 

アトミクス株式会社 岡野 敬止

社会人になって3年目頃、仕事も一通り覚え、日々業務に励んでいました。その当時、私が所属していたチームリーダーから掛けられた言葉が今でも残っており、常に意識して業務に取り組んでいます。

 当時、残業するのが当たり前になっていたある日の夜、リームリーダーが帰りがけに私にその言葉を投げかけて帰っていきました。その言葉は「いいかげんに仕事をしなよ!?」です。『いいかげん』とは、『適当に仕事をする』『手を抜いて仕事をする』という意味ではなく、『良い力加減』という意味で、『常に気を張っている状態』ではなく『リラックスして肩の力を抜いて仕事をする』という意味との事でした。ついつい、忙しくしていたり、期限に迫られていたりすると力が入ってしまいがちですが、そう感じたときには特に意識して仕事に取り組むようにしています。

 気が付けば「いいかげんに仕事をしなよ!?」と声を掛けられてから、20年位の時が過ぎましたが、今でも大切に胸の中にしまってあるどころか、常に意識するようにしています。また、その言葉を後輩達に「いいかげんに仕事をしなよ!?」と同じように声を掛けたりした事もありました。けれど、人によって捉え方や価値観は違っており、私ほどは響かなかった様子でしたという落ちが付いたところで、私の今でも胸に残る先輩の言葉をご紹介させていただきました。

私自身、もう少しで約半分の会社生活が過ぎようとしていますが、残る半分の会社生活を終えるその日まで、「いいかげんに仕事をしなよ!?」という言葉を胸に残し、意識しながら仕事をしていきたいと思っています。

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