かんとこうブログ

しばらく目を離しているうちに、実効再生産数が1.0を超えていました。最近の全国と主要都道府県の実効再生産数をご紹介します。データはいつものように東洋経済オンラインのコロナ特設サイト（下記URL)から引用させてもらいました。

https://toyokeizai.net/sp/visual/tko/covid19/

まずは、全国の新規陽性者数の推移と実効再生産数の推移からご紹介します。

「秋きぬと目にはさやかに見えねども再増加にぞおどろかれぬる」・・これは、古今和歌集の和歌のパロディですが、しばらく実効再生産数の推移から目を離していたすきに、全国の実効再生産数は10月16日に1.0を超えていました。1.0を下回っていた期間が50日あったのですが、8月の第7波に比べれば1/10ほどにはなっているものの、収束という表現にはほど遠い感じがします。

ではどこでそんなに感染者が増えつつあるのかと思い、主要都道府県の値を調べてみましたが、これらの中では沖縄を除きすべて1.0を超えていました。徐々にではありますが、新規陽性者数は増えてくるとみて間違いありません。

気温の低下とともに、この冬にまた第8波が来そうに感じます。こうした状況はどこまで理解されているのか心配になります。これまで通り、個人個人が感染予防を継続していく必要があるのではないかと思われます。