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かんとこうブログ

2023.12.06

コロナ感染症の現在

このところコロナの話題を聞かなくなりました。一体どうなっているのか気になって調べてみました。厚生労働省のサイトにはまだ毎週定点観測値の報告が掲載されています。最新は12月1日付で、データとしては11月26日までの情報が載っています。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00438.html

   

  

左が定点あたりの1週間の感染者数の推移右が入院者数この1年間(2022年12月~2023年11月)の推移です。横軸上の数字は月を表しています。いずれも相似形で9月がピーク11月中旬がボトムとなり、直近ではわずかに増加傾向になっています。感染者数のグラフにおいてグラフの左端部分は過去最高の感染者数を記録した第8波のピークでしたのでその時に比べれべばはるかに少ない感染者数に留まっています。

この厚労省の報告には年代別、都道府県別直近5週間のデータも載っていましたので、グラフにしてみました。

左が年代別、右が都道府県別感染者数推移です。

年代別では、若年層の感染者が多いことが明白です。10歳未満と10台が他の年代より抜きんでた感染者数となっています。20代はそれほど多くはないので、やはり学校や幼稚園などにおける接触頻度の高さが影響しているのかもしれません。その他の年代についてはさほど目立った差は認められません。

都道府県別では北海道と長野県が全国平均の2倍以上という感染者数になっています。大都市圏や沖縄は現時点ではむしろ全国平均を下回っています。またこの二つのグラフで見ても直近の11月第4週では増加傾向に転じていることがわかります。

世界ではどうなっているのかと思い札幌医科大学のサイトを覗いたところ、衝撃のグラフがありました。各国の最近1週間の人口100万人あたりの死者数は軒並みゼロでした。

ただしよく見ると、グレー文字は7日以上未更新とあります。死者がいないため未更新なのか、もう統計をやめてしまったので未更新かわかりませんが、とにかくコロナで死亡する人が注視する必要がないレベルであるということだと思います。

中国でのマイコプラズマなど新たな感染症の拡大しており、日本においてもインフルエンザの流行が懸念されています。ことしこそせめてコロナのない冬を過ごしたいものです。直近で増加の兆候を見せているコロナの拡大が抑制されることを強く期待します。

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