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かんとこうブログ

2023.12.26

当ブログではどんな記事が読まれているか?

ブログを書いている以上、どのくらいアクセス数があるかは気になるところです。最近の1か月間のアクセス数をモニタリングできますので、週に一度どんな記事が多くの人に読まれているのかチェックしています。今日は年末にあたり、先週時点での最近1カ月のブログ記事毎のアクセス数で上位の記事をご紹介したいと思います。

上位17件は下表のようになりました。トップはガソリン価格の国際比較ではたして日本のガソリンが高いのかどうかという比較を行ったものです。当時はガソリン価格が高騰していたため関心が高かったものと思われますが、その後もコンスタントにアクセスがありブログ記事の中でのトップを維持しています。

2番目は、これも掲載以来コンスタントにアクセスがある記事になりました。真水に比べて海水だとなぜ錆びやすいのかを解説したもので、大阪府立大学の井上先生の解説文に自分なりの補足をしたもので、海岸付近で起こる海塩粒子が付着することで生じるエバンスのサイクルによって急速に腐食が進行するメカニズムも含めた説明が書かれています。

3番目と14番目はいずれも夏至付近の日の出、日の入に関するものです。日の出が最も早い日、夏至の日、日の出が最も遅い日、このそれぞれはすべて異なっていることとその理由について解説した内容です。

4番目は今や塗料業界にとっても喫緊の課題となりつつあるCO2の排出問題です。わかっているようで以外に知られていない二酸化炭素の温暖化作用についての解説です。実は二酸化炭素の温暖化作用は一筋縄ではいきません。この記事の翌日、翌々日にも関連記事がありますので、併せて読んでいただけるとさらに理解が深まると思います。

5番目は台所用の速乾洗剤の謎に迫ったものです。多少は塗料とも通じるところがあります。なぜ速乾が実現できるのか?そのものずばりの回答を見つけることはできませんでしたが、速乾を実現するポイントは、水が濡れ広がることで水滴として残りにくいことにあるようです。

6番目は白、黒、赤、青と書いてきた色シリーズの赤についての第1回目です。これらの記事はすべて元関西ペイント株式会社の中畑顕雅氏に資料の提供とアドバイスをお願いしており、中身の濃い記事になっています。この赤についてはその4まであり、赤顔料の歴史を学ぶことができます。

7番目は13番目、15番目とともに3日にわたり掲載されました。北斎の富嶽三十六景に使用されたベロ藍について書いたもので、ここでも先出の中畑氏から貴重な資料を提供してもらいました。その2ではその資料(江戸時代に長崎を通じて輸入されたベロ藍(プルシアンブルー)が、中国での製造ができるようになり価格が暴落するさまを見事に示している)を掲載させてもらっています。このベロ藍はその1~その3までのすべてが上位に入っており、大変嬉しく思っています。

8番目9番目は、やっと塗料に直接関係するものがきました。どちらも原料高騰に起因する塗料の価格高騰に関する公的な価格情報として、関心を呼んだのではないかと想像しています。

10番目の「げんしょくはなんしょくあるの?」は3歳児の孫娘の質問をブログにしてみたものです。原色という言葉はあいまいに使われていますが、色材の3原色と光の3原色の違いなどを正確に説明するのは意外に難しいのではないかと思います。ここでも中畑氏から貴重な写真をお借りしました。

11番目のHHCHは世間を騒がせた合法ドラッグですが、これが危険薬物に指定されてもすぐに代わりの物質がでてきているようです。関連化合物を一網打尽に指定できない現状に鑑み、化学的見地から類縁体を調べてみましたという内容です。

12番目のE.トッド氏の著書の紹介は個人的に氏のファンであることから、ロシアのウクライナ侵攻に対する一般とは異なる角度からの見方として氏の視点を紹介したかったので記事にしました。

16番目はこれも私の敬愛する高橋洋一氏が唱える「為替は二国の通貨量で決まる」という言葉に興味を覚え調べたことを掲載しました。

17番目は、白のシリーズの嚆矢となるもので、これにも中畑氏から貴重な資料とアドバイスをいただきました。

こうした見るとアクセス数の多い記事は、中畑氏絡みの記事が多いのがわかります。これまでの氏のご協力とご指導に改めて感謝の意を表明します。

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