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かんとこうブログ

2024.04.18

日本の新名所「新倉山浅間公園」の最新ガイド

4月14日の日曜日、桜が満開の「新倉山浅間公園」に行ってきました。「それってどこ?」と言われる方もおられるかもしれませんが、下の写真をみれば「ああ、あそこか」と思い当たる方も多いのではないでしょうか?桜と富士と五重塔が一枚に収めることができる場所として、特に外国人に人気のある観光スポットで富士吉田市にあります。

土曜日のニュースで展望台に行くには2時間待ちなどと報じられていましたので覚悟をして車で出かけたのですが、公園の近くまで行くと車は入れてもらえず、横にいたおばさんの手招きに応じて近くの民家の玄関先に駐車をしました。この時午前10時頃でした。あとで知りましたが、この季節、周辺はどこの家でも臨時駐車場化し、料金は一律1回1000円とのことでした。

さてこの新倉山(あらくらやま)浅間(せんげん)公園ですが、浅間神社と忠霊塔(正式には富士吉田市戦没者慰霊塔)を中心とした公園で、富士吉田市が管理しています。(下図)

忠霊塔には日清戦争から第二次世界大戦までの戦争で亡くなられた富士吉田市の出身者1055柱が祀られており、昭和34年から3年の歳月をかけて建設されました。モデルとなったのは大阪の四天王寺の五重の塔だそうです。

公園内は下図のようになっていますが、398段の石段を登り忠霊塔に達すると言われていますが、それは決して間違っていないのですが、冒頭掲載した写真のような景色は③の展望デッキからしか見ることはできず。展望デッキへ行くには、途中で階段から外れて別な道を行く必要があります。

この図はもともと新倉山浅間公園のホームぺージの地図に、富士山の方角を示すための富士山マークと、展望デッキへの登り道(赤い点線)を書き足したもので、丸抜き数字は、写真を撮影した場所を示しています。

下から階段を登り始めました。まもなく①の鳥居に到着しました。ここでは新婚さんが写真撮影をしていました。こうした結婚式の衣装をきた人たちはここだけでなく、河口湖周辺では数多く見られました。桜と富士は人気があります。

さくや姫階段から先は階段と坂道が併設されていますが、両方登ってみましたが、さほど負荷に差があるようには思えませんでした。⑥のあたりで、展望台へ行く道はわかれ、階段を上って行っても展望デッキにはいけないようになっています。展望台への道をしばらく行くと、「最後尾」の札をもって立っている人がいて「2時間待ちです」と言われました。

ここまで来たからにはなんとしてもあの3点セットの写真を撮りたいと思い並ぶことにしました。並んでいる間、実は撮影スポットが沢山あって退屈しませんでした。ならんいる人たちは日本人と外国人が半分ずつのような印象でしたが、みな整然と並んでいました。以下②の並んでいるときに撮った写真です。

そうこうしているうちに順番が来て③の展望台に上がれました。待ち時間は実際には1時間ほどで退屈はしませんでした。展望デッキはかなりひろく1回に50人くらい上がることができますが、撮影スポットはかなり限られるため位置取りは静かな争奪戦です。入場から5分間で入れ替えでした。随分たくさん撮りましたがその中のベストショットをお見せします。

左は冒頭の写真と同じようなアングルですが、階段状の展望台の一番上(そこしか空いているスペースがなかった)から撮っているので、写っている桜の量が少なくなっています。右は忠霊塔の右側から富士山を撮ったものです。桜の木の数がすくないので、やはりこちらから撮る人はほとんどいませんでした。

展望台から降りた場所が忠霊塔の前です。ここは展望デッキから降りてきた人と階段を上ってきた人が合流し、かなりの人手になっていました。④の忠霊塔の横および⑤の階段付近で撮ったのが下の写真です。

左の写真にもちゃんと富士山が中央やや右下に写っています。

帰りは階段一択ですが、降りるにつれ富士山周辺の見え方が変化して、また何枚か写真を撮りました。⑥

海外からの観光客も霊峰富士の秀麗な姿を楽しんでいる様子で、富士山の力は偉大であると改めて感じました。

以上、新倉山浅間公園の最新ガイドでした。来年の参考にしてください。

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