かんとこうブログ
2024.06.10
恵比寿の住宅地に咲く6月の花
当組合の事務所がある恵比寿は高級住宅地でもあります。コロナの頃は宅地の売り出し看板がちょくちょくでており、大体坪単価400万円くらいの値段がついていました。そんな高級住宅地ですから、新しい戸建て住宅は庭らしい庭のスペースがなく、従って四季の花を楽しむといったことも少ないのですが、先日車1台がやっと通れるくらいの小路の一画に気になる花を二つほどみつけました。今日は小難しい化学の話は書きませんので、恵比寿の住宅地で見つけた花の写真をただただ眺めていただければと思います。
一つ目の花はガクアジサイです。いつも通っている道沿いの玄関横に咲いていたのですが、今まで気が付きませんでした。先日箱根湿生花園のガクアジサイをご紹介したばかりでしたので、目を留めることができたのかもしれません。
ガクが白、中心の花の部分が青であり、先日ご紹介したガクアジサイの中には酷似した種類のものはありません。すこし赤味がかった花もあり(右)なかなか美しい花を咲かせていました。アジサイの植栽面積は決した大きくはありませんが、この一角にくると空気に清涼感を感じます。
二つ目は名前のわかららない花でした。この花は北面と西面が小路に面した角地に建っている家を垣根のように覆っている花です。
その色合いからなんとなく外国の花ではないかと思っていましたが、撮影した写真をDiscoverで検索した結果ランタナという花だとわかりました。しかしこのランタナはきれいな花にもかかわらず一方で「植えてはいけない花」とも言われているそうです。その理由をも合わせてご紹介します。引用元は「Kurashi-No」というサイト(下記URL)です。
ランタナの育て方講座!植えてはいけない理由や花の色、形状など特徴もご紹介! | kurashi-no
要約しますと「世界中で繁殖している常緑の植物だが寒さに弱い。ランタナの由来はラテン語の「lentare」で曲げるという意味。和名は「七変化」で、花の色が次第に変化していくことに由来。一方で植えていけない植物と言われておりその理由は、強い繁殖力、種の毒、葉のギザギザ。」ということになります。
寒さに弱いとありますが、一方他のサイトでは「南関東でよく見られる」ともありますので、現在の日本の気候であれば南関東でも越冬できるのだと思います。大変長い期間にわたり花が咲いていますので、このお宅の前はとても華やかな雰囲気が続いています。