かんとこうブログ

８月29日に自動車会社から７月の自動車生産台数の発表がありました。６月は大半が前年同月を下回る結果でしたが、７月はかなり改善したようです。自動車各社の前年同月比、前々年同月比のグラフからご覧ください。

７月国内生産で前年比を越えたのは日産以外の７社、世界生産ではホンダ、マツダ、ダイハツの3社となりました。

7月の生産台数と過去5年間の月平均生産台数との比較です。黒太横点線で示した7月の生産台数と縦棒グラフで示した過去5年間の月平均台数を比較してみました。7月の国内生産で過去5年間の月平均台数を上回ったのは、トヨタ、スバル、スズキの3社でした。マツダも2020～2023年間の平均月台数を上回りました。

7月の世界生産（国内+海外）では、スズキが過去5年間の月平均台数を上回りました。トヨタは2019～2022年4年間の月平均台数を、スバルは2020～2023年の4年間の月平均台数をそれぞれ上回りました。

各社の生産台数の2022年以降の推移を示します。トヨタ、日産、ホンダの3社の中で過去5年間の月平均を超えたのは上述したようにトヨタの国内だけでした。

続いてスバル、マツダ、日産です。ここでも過去5年間の月平均を超えたのは上述したようにスバルの国内だけでした。

最後はダイハツ、ススキです。スズキは国内、世界とも過去5年間の月平均を超えました。ダイハツもようやく昨秋以前のレベルに戻ってきました。

2023年7月以降の前年比一覧表です。今年は2月以降前年同月比を下回るケースが多くありましたが、７月は1月以来の前年比越えが過半数を超えた月となりました。