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かんとこうブログ

2024.10.11

こんどの満月はスーパームーン!

この10月の天体イベントは、オリオン座流星群、10月流星群、月と土星の接近などがありますが、何と言っても個人的にはスーパームーンがメインイベントです。スーパームーンとは最も近い満月のことで最も大きく見える満月となります。今日はこのスーパームーンについてさまざまなサイトから引用させていただいたものをご紹介したい思います。引用させていただいたサイトは、ウエザーニュース、国立天文台、Forbes、Starwalkです。(下記URL)

https://weathernews.jp/s/topics/202409/280155/

https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2024/10-topics03.html

https://forbesjapan.com/articles/detail/64140

https://starwalk.space/ja/news/full-moon-october

まず、スーパームーンがどれだけ大きいのかウエザーニュースの図をお借りして説明します。

スーパームーンは10月17日午後8時26分に満月になった状態で最も地球に近づきますが、その時の視直径(みかけの半径)は、最も遠い地点の満月にくらべ14%ほど大きく見えるとされています。どうしてこのように季節によって大きさが異なって見えるかについては、一言で言えば月の軌道が丸ではなく楕円であるからです。

2024年の各満月における周回軌道の位置(地球からの距離)を国立天文台の図を引用して示します。

横軸は月(時間の経過)で、縦軸が地心距離(地球の中心と月の中心どの距離)です。満月における地心距離は2月24日が最も遠く、今回の10月17日が最も近くなることが明確に示されています。

一応この図に対する説明も引用しておきます。

ここで視直径の数値がでてきました。33分26秒角とあります。月の上端と下端が作る角度は1度の半分強になります。実はこの満月の視直径は太陽よりもわずかではありますが大きいのです。月と太陽は直径で比べると400倍も太陽の方が大きいのですが、月はずっと近くにあるので大きく見えるのです。月と太陽の視直径がほぼ同じなので、皆既日食や金環食が観察されるのです。二つの視直径が大きく異なっていてはあのような感激的な天体ショーはみることができないのです。

このスーパームーンですが、スーパームーンの時には注意が必要だとするコメントもありました。Forbesサイトから引用させてもらいます。

潮の満ち引きが月の引力によるものである以上、月が最接近するスーパームーン時には、大潮となる危険性があることは当然です。見かけのすばらしさに気をとられて忘れがちな点だと思います。

最後に、以前にもご紹介しました各月ごとの満月の名称についてウエザーニュースから図を、Starwalkから説明を引用させてもらい紹介を終わります。10月はハンターズ・ムーンハンターの月と呼ばれていますが、いずれも実生活に根ざしたいわれがあるようです。

10月がハンターの月と呼ばれているのは、以下の理由があるとされています。読むとなるほどと思いました。

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