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かんとこうブログ

2024.12.02

緩やかに緩やかに回復傾向・・自動車生産10月

11月28日日系自動車メーカーから一斉に10月の生産台数が発表になりました。8月は全社の国内生産、世界生産がすべて前年割れでしたが、9月、10月とほんの少しずつ、緩やかに緩やかに回復してきているようです。各社の前年比と前々年比のグラフからごらんください。

国内生産ではトヨタとスバルが、世界生産ではスバルだけが前年比100%を超えました。前々年比(2022年10月比)では、日産の世界、ダイハツの国内、世界生産以外は100%を超えていますので、2022年よりは多く生産できた会社もあるようです。

次は10月の生産台数と直近5年の月平均台数との比較です。

過去5年間の月平均との比較では、そう悪くない数字になっています。10月の国内生産と過去5年間の月平均との比較では、コロナ禍前の2019年を含む過去5年のすべての月平均を上回ったのがトヨタ、スバル、スズキの3社、2019年の月平均以外すべてを上回ったのが日産、ホンダ、三菱、ダイハツと4社ありました。

10月の世界生産と過去5年間の月平均との比較では、過去5年のすべての月平均を上回ったのがトヨタ、スバル、スズキの3社、2019年の月平均以外すべてを上回ったのがマツダ、三菱の2社でした。ですので、前年割れは多くありますが、そう悪い状況ではないと思われます。

それでは例月のように各社の生産台数をご覧ください。

この3社、いずれも8月を底として9月10月と台数は増加傾向です。

この3社も状況は同じで、8月を底として9月10月と台数は増加傾向です。

ダイハツはようやく元のレベルに復帰、スズキは過去5年の月平均の上を行くレベルで推移しています。

昨年10月からの前年同月比の星取表です。昨年10月と比較すると前年比を下回った数と上回った会社の数がちょうど逆になっています。しかし、台数そのものはそう悪くはありませんので、そろそろ前年比でも回復してくれるのではないかと期待しています。

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