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かんとこうブログ

2025.07.28

参院選の政党別得票数

20日に行われた参院選の政党別得票数についてご紹介します。

通常参院選は政権選択選挙にはなりにくく、衆院選に比べ投票率が低くなるのが通例ですが、今回は与党の苦戦が予測され、にわかに政権選択選挙の様相を示し、投票率が前回の52.1%から6.4%あがり58.5%となりました。

有権者数が若干増加したこともあり、総投票数は約700万票増加しました。投票率、投票数とも最少であった2019年に比べると約1000万票増えたことになります。

今回の政党別得票数は下図の通りで、前回の2022年とは様相ががらりと変わっています。

比較第1党はいずれも自由民主党ですが、その得票数は大きく減少しています。さらに第2党以下は大きく変わりました。2022年では第2党以下が、日本維新の会、立憲民主党、公明党、日本共産党の順でしたが、2025年の第2党以下は、国民民主党、参政党、立憲民主党、公明党、れいわ新選組の順でした。このところ、新しく設立された政党の進出が目覚ましくなっています。

2022年の得票数、得票率からの増減を下図、下表に示します。

得票数、得票率とも増加したのは参政党、国民民主党、れいわ新選組の3政党です。立憲民主党は得票数は微増でしたが、得票率は微減となりました。それ以外の表中に示した政党は得票数、得票率とも減少しており、中でも日本維新の会と自由民主党が大幅に減少しました。

参考までに2007年以降における各政党の参院選における得票数、得票率の推移を示します。2022年の選挙結果との比較は上述の通りですが、こうして並べてみると新しい政党が多いことが改めて認識されます。2007年から継続してデータがあるのは、自由民主党、公明党、日本共産党、社民党の4党でした。上段左から得票数の多い順に並べています。

今回保守党の得票数は日本共産党を上回っていましたが、結成が新しく比較する2022年のデータがありませんので、他の得票の少なかった党とともに割愛させていただきました。

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