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かんとこうブログ

2021.09.28

本当に人流は感染の支配要因なのかという疑問

先週、この度の感染収束はウイルス自壊ではないかという説をご紹介しました。あれから気になって人流と感染傾向(新規陽性者数と実効再生産数)について見ていますが、どうみても人流の増減では説明できないという気がしてきました。今日はそのデータをお見せします。

人流については、アグープの資料を引用させてもらいますが、いつもご紹介している休日だけのデータではなく、平日、休日の一日を通しての人流グラフのデータです。東京都の18カ所、埼玉、千葉、神奈川の12カ所のデータです。期間は71日から現在までの約3か月間の人流を示します。最初は東京都の18カ所です。一本の青棒が平日、オレンジ棒が休日の一日の人出を表します。赤い三角印はお盆の期間を示しています。縦軸は場所によって数値が異なっていますので、この3か月間の増減の傾向だけを見てください。

これら18カ所について見ると、多少の例外はありますが、7月の初めからお盆の期間にむけて人流が減少していき、お盆を過ぎると現在に至るまで増加していくというケースがほとんどでした。さらに言えば、この3か月間でそれほどドラスチックな人流の変化はないとも言えます。

一方で、新規感染者の傾向については二つのグラフで示しているように、感染のピークは8月前半であり、新規感染者の登録はお盆直前がピークでした。お盆からすでに1か月以上たち、この間人流も増えてきましたが、いまだに新規感染者数も実効再生産数も増加の兆しがありません。となるとウイルス自壊説がいよいよ正しいのではないかと思えてきます。ゲノム解析を多数行えば自壊説が正しいかどうか検証できるそうなので、是非ゲノム解析の結果を公表してもらいたいと思っています。感染者の5-10%についてはゲノムは解析実施すると今年の初めに菅総理が公言してたはずです。

上の地点は都心ばかりで実際の人流を反映していないのではないかという反論のために、周辺の千葉、埼玉、神奈川の3県のデータも載せておきます。傾向はやはり同様です。

しいて言えば、オレンジ棒の高さの方が高いような場所、すなわち休日の人出の多い行楽地では、多少傾向は違っていますが、ほとんどの地点でお盆は人流の谷に見えます。

急激にそして大幅に減少した理由については、自壊説以外では、天候(雨が多かった)、行動変容(自宅待機感染者の惨状を見て人々の行動が変化した)、人流(お盆の人出が少なかった)とあるようですが、いずれも説得力のある説明にはなり得ないように思えます。仮に自壊説が正しいとすれば、今までのすべての対策についてもう一度本当に効果があったのかどうかを検証する必要もあると思います。

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