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かんとこうブログ

2021.10.12

人流依然増加中、実効再生産数依然停滞中

昨日ご紹介した「モルヌピラビル」ですが、アメリカFDAに対し使用認可申請を行ったとのニュースが昨晩報じられました。コロナ治療薬としては、「飲み薬」として初めての申請であり認可されるかどうかが注目されます。

本日は、毎週明けにご紹介している人流と実効再生産数の動向についてご紹介します。この週末、一言で言えばタイトルの通りで、「人流依然増加中、実効再生産数依然停滞中」でした。人流の方からご紹介します。

データはアグープの発表する感染拡大前の20201月~2月の休日の15時台に人出の平均値を100とした割合です。東京都18か所、埼玉、千葉、神奈川12か所の7月から現在に至るまでの休日の人流の推移を示します。これらグラフはそれぞれの地点の人出のタイプ別に分類したもので、Bは休日の人出<平日の人出、BC 休日の人出平日の人出 C 休日の人出平日の人出、L 休日の人出>平日の人出 です。赤いはお盆の最初の休日である8月14日を示しています、

ま全体的にお盆を底にしてジワジワと人流が増えていっているのがわかると思います。こうした傾向は平均値の推移をみるとさらに明確に理解できます。東京都18か所の平均値、埼玉、千葉、神奈川12か所の平均値の推移を示します。 

このグラフは昨年末以降の休日の人出について示しています。赤いの8月14日以降ずっと一貫して人流が増加していることが明確にわかります。直近の週末の水準は、第5波の緊急事態宣言が発出されたころと同じレベルであり、今年に入ってからの最多レベルに達していると思われます。

一方で、東京都の実効再生産数はどうかいうと実はまだ停滞という言葉が最もよくあてはまる状態です。

左が7月1日から現在に至るまでの実効再生産数の推移、右が直近30日間の推移です。左の図から実行再生産数は814日以降、ほぼずっと減少しつづけており、9月中旬に底をうったかのように見えましたが、右の図で見ても明確な増加傾向は見えず、現在でも0.6程度を維持しています。実効再生産数が0.6というのは、一人の感染者が0.6人に感染させているということですので、時間が進めばどんどん新規感染者数は減少していきます。事実東京都の新規感染者は今でも減少を続けており、とうとう二桁となり今年の最小値を更新しました。

こうした状況をどう説明したらよいのか、いまだ納得感のある説明が得られていません。こうした現象は日本だけでなく、インドでもペルーでも起こっています。この解明を行わずして進歩はありません。

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