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かんとこうブログ

2022.01.27

•実効再生産数が低下してきているものの、全く安心できない理由

1週間ほど前に実効再生産数が再上昇するかもしれないと書きましたが、幸いにも実効再生産数はその後上昇することなく再び低下して現在に至っています。まずは、感染拡大のスピードが低下してくるものと思われますので、まずは最悪の事態は免れそうだということです。1月25日時点での主な都道府県の実効再生産数の推移を前回と同様に示します。

しかしながら、1月25日時点の数値を見るとまだまだ安心できない状態であると言わざるをえません。何度も書いていますが、実効再生産数が1.0よりも大きい時には感染は拡大します。1月25日の大都市圏の数値を見るとまだ2.0前後か良くても1台の後半です。わずかに米軍基地関係の沖縄、山口、広島の実効再生産数が1前後まで低下してきたにすぎません。大都市圏の2.0前後という数字を過去の数字と比べると大変に高い水準であることがわかります。

この図は東京都の過去の主な感染拡大期の実効再生産数の推移を示していますが、これまでは拡大期と言えども第1波を除き2.0を超えていないのです。今回の第6波の実効再生産数は軒並み5を超えるところが続出し、いかに桁外れて高いか理解できるのではないでしょうか?

実効再生産数が2.0では、1週間で倍以上に新規感染者が増えてしまいます。25日時点ですべての都道府県で実効再生産数が低下傾向にあると言っても、実際に1.0を下回るにはまだ少なくとも1週間はかかるのではないかと思われます。つまりまだ1週間以上は新規感染者が増え続ける状態になります。

すでに一般医療の方で逼迫状態が現れているようです。この先の事態を深く憂慮せざるを得ません。

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