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かんとこうブログ

2022.07.15

オレゴンへの道 その4・・開幕直前のランキング

 

いよいよ陸上の世界選手権が本日(現地時間、日本時間は16日午前1時)からアメリカのオレゴン州Eugene’s Hayward Fieldで始まります。これに先立ち世界陸連から、エントリー済の選手について直前のランキングが発表になっています(下記URL)。ランキングは2種類あり、これまでの一定期間中の複数の記録から順位がきまる、いわゆる”World Ranking” と今季のベスト記録による”Season’s Best Ranking" です。今日は日本から出場する全選手(リレーは除く)の二つのランキング順位をご紹介します。

https://www.worldathletics.org/competitions/world-athletics-championships/oregon22/news/press-releases/final-entry-lists-world-championships-oregon-22

まずは男子から。

左の青字がWorld Ranking、右の赤字が今季のベスト記録の順位です。ここでは何と言っても競歩に出場する選手たちのレベルの高さが目を引きます。35KM競歩は、今回から実施される新しい競技で、これまでの50KM競歩のレース時間が長すぎるという理由で距離が短縮されたものです。この35KM競歩では日本選手が今季ランキングの1~3位を独占しています。今年開催されたレースが少ないせいもあるので、これをこのまま鵜呑みにはできませんが、もうひとつのWorld Rankingでも3選手ともベスト10に入っており、そろって実力があることは間違いのないところです。

続いて女子です。

女子では、男子同様マラソン、競歩といったロードレースの選手達がランキングの上位にいます。マラソンではWorld Rankingはさほどでもありませんが、今季ランキングでは3選手が9~11位に並んでいますし、20KM競歩でも今季ランキングの7~8位、50KM競歩でも4位と堂々たる位置に名前を連ねています。

World Rankingと今季ランキングそれぞれについて、10位以内に入っている選手をピックアップしてみます。

名前が赤字の選手は両方のランキングで10位以内に入っている選手です。さきほど名前を挙げなかった選手としては男子走幅跳びの橋岡、女子やり投げの北口が両方のランキングで10位以内に入っています。男子マラソンの鈴木、女子10000メートルの廣中も有力な入賞候補です。

ここまでで名前の挙がらなかった有力選手をさらに挙げれば、男子では110MHの泉谷、3000MSCの三浦には高い確率で入賞することへの期待がかかります。さらに10000メートルの伊藤、高跳びの真野もランキング的には入賞が期待される位置です。

女子では、何と言っても3種目に出場する田中が注目されます。個人的には800Mはウオーミングアップ程度にしておいて、1500Mと5000Mに集中してほしいと思っています。さらに東京五輪入賞実績のある廣中にも注目です。ただ入賞となると今あげた二人に加え、すでにあげたやり投げの北口とマラソン、競歩くらいしか期待できないのではないかと思います。

最後にリレーですが、日本は男子4X100M、4X400M、女子4X100M、混合4x400Mの4種目に出場します。それぞれ16チームしか出場しませんので、予選を通ること≒入賞になります。すべてに対し日本記録更新は期待をしたいところですが、入賞となると男子のふたつ、とりわけ4X100Mリレーへの期待が大きくなります。しかし今回のエントリーを見ても、ジャマイカ、アメリカ、イギリスの3か国は、実力が日本より上と評価せざるを得ません。さらにイタリア、南アフリカ、ブラジル、中国も侮れません。つまり決勝に残り入賞するだけでも容易ではないのが実際のところだと思います。10中8,9メダルが取れるというのは、客観性のない過剰な期待です。

密かに期待しているのが男子の4X400Mリレーです。昨年の東京五輪では25年前の日本記録に並ぶ3分00秒76を記録しました。昨年よりも今年の方がメンバーが充実しているように思います。もし、この記録を更新し、2分台を記録するようなことがあれば決勝に残れる、すなわち入賞が望めるのではないかと思っています。

女子の4X100M、混合の4X400Mは是非日本記録更新をしてほしいと思います。女子の4X100Mも先日の南部記念で43秒69という好タイムを出していますので、十分日本記録更新が期待できます。

いすれにせよ、選手の皆さんには、自分の目標目指して、悔いのない競技を何よりも自分のためにしてもらいたいというのが一番の願いです。

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