かんとこうブログ
2026.06.17
3~6月の原油価格予測
気になる今後の原油価格に関する情報です。4月にご紹介した先物NYMEXとEIA予測価格についてその後の更新情報をご紹介します。内容はNYMEX(ニューヨーク商業取引所)のWTI原油先物(世界的な原油先物指標)とEIA(アメリカのU.S. Energy Information Administration:アメリカエネルギー省情報局)が発表している将来の原油価格予測値で、いずれも今後の原油価格の指標として発表されています。
(本記事は、アメリカとイランの停戦合意契約調印のニュースを聞く前に書いており、EIAの発表は6月9日時点のデータを使用しています。次回の発表は7月10日前後と思われますので、このまま掲載いたしました。)
以下のグラフは新電力ネット(下記接続先)に掲載されているデータから引用し作成しました。発表された日付によって、予測数値が異なっており、日付が新しいほど、高めの予測となっています。これはホルムズ海峡の封鎖がいつまで続くかという予想時期の差異によるものと推定されます。しかし、4月~6月の予想でも今年の年末には80$/バレル程度になると予測されています。すなわちこの予想は、それまでには紛争が解決されているであろうという見通しに基づいているということです。
https://pps-net.org/statistics/crude-oil6
このサイトには、文章によるEIAの予想が掲載されていますので、それも下に引用させてもらいました。5月6月とも表現は多少違いますが、「ホルムズ海峡が今のような状況であれば先物は105$/バレル程度、封鎖が解除され中東の石油が増産されるようになれば79$/バレル程度まで下がる」と予想しています。

このサイトではさらに長期の2050年までの原油価格の見通し、予測を載せていますので、それも引用させていただきご紹介させていただきます。予想ですのでそれぞれにばらついていますが、いずれも、この中東情勢が平常化されれば価格が一旦下がるものの、その後は継続的に2050年まで上昇を続けるというものです。言い換えれば、今後は特別なことがなければ原油の価格は上昇を続けるという点では一致しています。そしてその原油価格の年平均上昇率はおおよそ1%前後であろうとされています。2050年における最も高い予測値で89$/バレル、低い予想値で74$/バレルとなります。

皆様にとってなにがしかの参考になれば幸いです。