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かんとこうブログ

2026.08.19

経産省確報による塗料の原材料単価動向

2026年6月度経産省確報による塗料の原材料単価動向をお知らせします。単価情報の前にこのところ単価情報に加えてご紹介している原材料の生産数量動向を示します。

最初は溶剤からです。図中の数字は前年同月比でですが、キシレンは大幅超過の反面、トルエンは前年比65.6%にとどまりました。トルエン以外は前年同月超えとなりました。

続いて樹脂原料です。前年同月を下回った品目が3つあります。エチレングリコール、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステルです。アクリル/メタクリルモノマーは重要な材料ですが、3月以降生産量が低下したままなかなか回復しません、

続いて顔料です。

顔料はすべて前年同月を上回りました。またイラン情勢不安の影響を感じません。

樹脂の中では、アクリル(メタクリル)樹脂だけが前年同月を大きく下回っています。モノマーの生産が低下しているので、樹脂も生産数量が少なくなっていると考えられます。

以上が原料の生産数量動向ですが、全般的には回復傾向にあると思われます。アクリル関係の遅れが気になりますが、7月以降の回復に期待しましょう。

それでは例月の単価動向をご紹介していきます。

有機溶剤ですが、6月は5月から単価が少し下がりました。3月以降で上昇していたことの反動のようです。

樹脂原料も前月から下がったものもありますが、ここ3か月を見ればすべて大幅上昇となっています。

顔料については酸化亜鉛、フタロシアニン顔料が上昇傾向ですが、それ以外は顕著な上昇は見られていません。

ここ3か月を見るとメタクリル樹脂、エポキシ樹脂が上昇傾向にありますが、今月のメラミンの急落が不可解です。

全20品目の6月の指数値(2021年1月=100)の一覧です。平均値は172.0でした。この3か月で平均値は150近辺から170近辺にあがりました。単価指数が大きい上位10品目は、酸化亜鉛を除き石油関連製品です。

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