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かんとこうブログ

2026.10.17

出雲大学駅伝の振り返り

12日に行なわれた出雲駅伝は、前評判の高かった早稲田大学が大会新記録で優勝しました。三連覇を狙った國學院は惜しくも2位となり、IVYリーグ選抜を挟み順天堂が4位、中大が5位、帝京6位、駒沢7位、日大8位と続きました。スポーツ紙では順位の変動を下図のようなグラフで表しており、各区間ごとに順位が入れ替わる様子がよくわかります。

日刊スポーツのサイト(下記URL)から引用  

https://www.nikkansports.com/sports/athletics/news/202610080000746.html

   

一方で、これだと順位の変動はわかってもその差がどの程度であったのかはわかりません。そこで、単なる順位ではなく、時間で同様なグラフを描いてみることにしました。具体的には、各区間終了時の先頭からの差を秒で表しています。出場校全部ではなく青山学院までの11位までについて作図をしています。

   

   

1区2区とレースが進むにつれて下位のチームの先頭との差が大きくなるのがわかります。また、1区、2区までは混戦でほとんどグラフ上での差は見出せません。3区が終わると4区、5区は比較的順位の変動が少なくなり、6区で再び順位が激しく入れ替わっているのがわかります。

   

各大学ごとにグラフを描いてみました。するとどの区間でどの程度先頭から離されたかがよくわかるようになりました。

   

    

2位の國學院は、3区での遅れが大きかったようです。それ以降はほぼ先頭から離されることなく、追随しただけに3区での後退(3区で34秒の遅れ)が惜しまれます。4位の順天堂大学は、特に大きな後れとなった区間はなく、平均的に引き離されたことがわかります。5位の中央と8位の日大は最終6区で大きく順位を落とし、中大が3位から5位、日大は2位から8位へ後退しました。タイム的にも、この6区だけで中大が38秒、日大が116秒引き離されています。

   

7位の駒澤は、國學院同様3区で後れをとりました。3区だけで42秒離されてしまい優勝争いから脱落しました。11位の青山学院は、大きく予想を下回る結果でした。原監督がレース後に述べた「2区.3区.4区が駅伝にならなかった」の言葉通りではありますが、タイム的に言えば、3区の遅れが最も致命的であり、その後もずるずると先頭から離れていった様子が窺えます。

   

区間が長いこともありますが、最終6区で大きく遅れた大学が多く、それだけ早稲田の工藤が速かったともいえます。最後に今大会では7位までが大会新記録であり、稀に見るスピードレースだったことを付け加えたいと思います。

惨敗に終わったと評された青山学院でも昨年から59秒速くゴールしました。駒澤は2分42秒、國學院も2分18秒、早稲田に至っては3分54秒と各大学とも大幅に記録を短縮したレースでした。スタート時間が4時間前倒しとなり、気温が高くならなかった影響もあるとは思いますが、選手たちの健闘ならぬ健走を称えたいと思います。

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