かんとこうブログ
2020.09.30
国内メーカーの 1-8 月累計自動車生産台数
毎月末にトヨタ、日産、ホンダ3社の生産台数を紹介してきましたが、どうやら国内メーカーは、すべて同一日に揃って生産台数を公表しているということがわかり調べてみました。確かに各社から公表はされていましたが、普通にホームページからアクセスするとなかなかたどり着かず、探すのに苦労しました。しばらく探すうちに、ニュースリリースのような場所にあることがわかり、乗用車を生産している8社の生産台数を調べることができました。ついでに1-8月までの累計生産台数も数字が載っていましたので、あわせてご紹介することにします。
最初は、1-8月の累計生産台数とその前年比です。今年どのくらい生産が落ち込んでいるのかが最も端的に表れる指標です。メーカーの記載順は特に意味がありません。思いついた順に並べただけです。
累計台数の傾向がわかったところで、今度は、国内と世界(国内含む)の生産台数と前年同月比の推移をみることにします。
4月5月に大きな落ち込みを示しているのは全ての会社に共通ですが、谷の深さや幅からみて、落ち込みが小さいという印象をうけるのは、トヨタ、ホンダ、ダイハツ、スズキあたりでしょうか?SUBARUとマツダは谷の幅は広く見えますし、日産と三菱は、谷がさらに横に広がり回復が遅れているように見えます。
7月8月で前年同期なみに回復したのは、トヨタ、SUBARU、ダイハツ、スズキ、もう一息なのがマツダといったところでしょうか? 次に世界生産台数と前年同月比の推移を見ます。
自動車産業は、日本の産業分野の中で、コロナ禍により最も顕著に打撃を受けた産業の一つでしたが、着実に立ち直りつつあるようです。特に中国市場ではすでに大きく前年同月を上回る状態となっているそうです。ただ、回復の歩みは会社によりかなり差があるようですので、これからも折を見てこうしたご紹介を続けていきます。