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かんとこうブログ

2021.12.28

実効再生産数は依然として増加中!

この週末も着実に感染者は増加し、オミクロン株の市中感染も方々で認められるようになってきました。25日26日の東京横浜の週末の人出と東京の感染者数から計算した実効再生産数の推移をご紹介します。実効再生産数は11月の25日から一貫して増加傾向にあります。いよいよ第6波が現実味を帯びてきたように感じます。

9月以降の実効再生産数の推移と直近30日の推移のグラフを示します。

左のグラフからは11月の終わりからずっと上昇傾向が続いていることがわかります。また直近30日のグラフでは、直線の近似式を引いていますが、この30日間の推移では、多項式(2次式)よりも一次式の方がR2乗の数値が高くなりました。この近似式で計算すると、今から2週間後の実効再生産数は1.54,4週間後は1.76となり、さらに感染拡大に拍車がかかります。

一方で人流の方はというと、25日26日は天候もありやや停滞気味ではありましたが、明確な減少とは言えません。お正月の観光地ではオミクロン株の感染者が国内で出た以降は、キャンセルが増えたとは言うものの、人流が減少するほどの警戒感にはなっていないようです。

データはアグープの特設サイトから引用しグラフ化しました。感染拡大前の2020年1月~2月の休日の平均値を100とした時の数値で、休日の15時台の各ターミナルの人流の推移です。

26日は特に寒かったこともあり減少している駅もありますが、明確な傾向であるかどうかはこの先を見る必要があります。上で示した15地点の平均の推移を下に示します。

組合としては本日が今年最後の出勤日となりますが、ブログは明日も更新しますので、お時間があればご覧ください。

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