かんとこうブログ
2025.07.23
関塗工は東京しごと財団の人材確保強化支援事業に申請しました!
関塗工は、組合として東京しごと財団の令和7年度人材確保強化支援事業に応募申請を行いました。本件については、まだ組合員のすべての皆様に対してご紹介が終わっているわけではありませんが、申請に必要な条件が整いましたので、先週応募申請を行いました。本日が応募申請期限であることもあり、これまで申請準備を優先させていたため、東京都に拠点を有する組合員以外の皆様にはご紹介が遅くなったことをお詫びします。
近年、団塊世代の退職もあり、働き改革等の要因も加わって人手不足が問題化しており、組合としても関心を寄せてっ全国中小企業団体中央会からの統計資料などを組合員の皆様にお送りしたりしておりました。今年5月に東京都しごと財団様から、本「人材確保強化支援事業」のご紹介を受けました。業界団体を通じて中小企業の人材採用・定着活動の支援を受けられるという内容であり、組合および組合員が負担する費用は完全無償であるというお話でした。早速理事長、副理事長にも説明を聞いてもらい、賛同をいただきました。さらに6月6日の企画委員会で再度説明をしていただき、それをもとに企画委員会で審議した結果、非常に大きなメリットが期待できるので、申請するための条件(人材確保強化のためのコンサルティングを受ける組合員が10社以上)を満たすべく、この支援事業の主体である人材確保強化のためのコンサルティングを受けてくれる組合員を募ることになりました。
この支援事業の概要は以下になります。
7つのプログラムを1年7カ月の期間で実施していくもので、大きくわけて②③の個社むけプログラムとそれ以外の業界(団体)むけプログラムです。個社向けプログラムは、②の採用・定着コンサルティングと③のデジタル活用コンサルティングの二つで、②は必須ですが、③は希望すれば②に上乗せしてコンサルティングを受けることができます。デジタル活用と人材確保がどう関係するのかということですが、今やデジタル活用は企業全体の生産性を向上させるためには必須要件であり、生産性向上は人材確保の上で重要な要因であるためと説明されています。このコンサルティングを受けるためには、中小企業であることに加え、東京都に会社の拠点(本社、工場など)を有することが条件になります。
一方業界(団体)向け支援のプログラムは、①④のセミナー(④は大規模セミナーを2回開催)、⑤の業界PRツールの作成(動画や冊子)、⑥の採用マッチングイベント(合同説明会開催)、⑦の事例集、事例発表会(成功事例の共有化)となり、②③のコンサルティングを受ける受けないに関係なくどなたでも参加可能です。
この支援事業の特徴はカスタマイズ支援と銘打っているように、画一的なプログラムではなく、内容はすべて個社または団体の事情に沿ってカスタマイズしてくれることにあります。業界の事情を踏まえ、業界の意向を反映したセミナーやPRツールの作成をしてくれることになっています。またコンサルティングも個社に事情に沿った講師を選定し、個社の意向に沿ったものという具合に手厚い支援体制が敷かれています。
この支援事業に応募するためには、②のコンサルティングを受ける会社が10社以上となることが応募条件になっています。コンサルティングを受ける会社は東京都に拠点を有する中小企業が条件ですので、組合員の約半数しか対象になりません。企画委員会でもその点は議論されましたが、コンサルティングを受けたくても受けられない組合員がでてしまうことを考慮しても、なお余りある大きなメリットが期待できるという判断になりました。
企画委員会終了後、事務局がコンサルティングの対象となる組合員様にお声がけをして、個別にオンラインでの説明を実施していった結果、現時点で12社からコンサルティングを受けたいと申し出があり、申請の条件を満たすことができました。この支援事業は、コンサルティングがメインであり、コンサルティングを受ける会社が10社集まらない場合には、他の支援プログラムもうけることができません。そうした意味では、コンサル参加に名乗りを上げていただいた組合員様に感謝申し上げます。
先週中に書類の提出と対面でのヒアリングが終了しました。今回採用されるのは15団体となっていますが、すでにかなりの数の応募があると伺いました。これから審査が行われ8月中旬は採否が決定されます。なんとしても採用されることを祈っております。審査結果につきましては、結果の連絡があり次第、組合員の皆様にご連絡いたします。
コメント
- 2025.07.23 09:05
- 中田 明夫