かんとこうブログ

11月17日に日系の自動車製造会社から10月の生産台数が一斉に発表になりました。国内生産の前年同月比では、プラスが4社、マイナスが4社、世界生産の前年同月比ではプラスが3社、マイナスが5社とまだ半々まではいきませんが、7月や8月と比べると少しは回復傾向にあるように思われます。

一方で、日産とスバルは国内、世界とも前年比二けたマイナス、ホンダも世界は二けたマイナスと振るいませんでした。前々年同月比についても前年同月比とほぼ同じで、二けたマイナスの会社が目立ちました。

10月の生産台数を過去6年間の月平均台数と比較したデータです。トヨタとスズキは国内、世界とも6年間のすべての月平均を超えています。それ以外の会社はおおよそ2019年の月平均には及ばず、わずかにダイハツの国内生産が2019年の月平均を上回っているに過ぎません。

各社の月間生産台数の推移です。

トヨタは依然好況維持、日産国内少し復活、ホンダの世界はまだ低迷。

スバルまだ戻り切れず、マツダはほぼ回復、三菱も国内は回復か？

ダイハツがようやく2024年の生産停止期間以前の水準に戻ったか？スズキは好況維持、といったところでしょうか？