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かんとこうブログ

2026.03.24

経産省確報2026年1月度・・あれれ、少し変です

経産省確報につきましては、先週木曜日に日塗工からいただけると思っておりましたが、月曜日まで延期になりました。実はこの原稿は3月20日に書いておりまして、日塗工から確報データがない中で、経産省のデータに直接アクセスして計算した単価データをご紹介します。ですので、日塗工発表分と差異があるかもしれませんが、その説はご容赦ください。

1月度の確報は手元で計算しますとおかしなところがたくさんあります。売上金額の前年同月比が、業況観測アンケート、速報、確報でそれぞれ異なっていること、1月の在庫数量がかなり多いこと、前月からの単価変動の大きい塗料が多いことなどです。前月からの単価変動で言えば、過去にも何回か経験していますし。それらはほぼ次月には元に戻っていました。ただこんなに多くの塗料種で変動していることは過去に記憶がありません。

出荷数量と出荷金額については数量が過去6年の下から2番目、金額が過去6年の上から2番目でこれはこれまでとそう変わりがありません。

続いて主要品目の単価について例月のように2021年1月を100とした指数の推移でご紹介します。

アミノアルキド樹脂塗料とエポキシ塗料はかなりのアップ、アクリル樹脂(焼付)がかなりのダウンとなりました。金額に換算すると結構大きな変化です。

ウレタン樹脂塗料もかなりのダウン、水系塗料全体では水溶性樹脂塗料の単価がかなり下がった影響を受けました。

ここでの注目は「その他塗料」の大幅アップで、通常では考えれない変化です。これが異常かどうかは、来月を待って判断したいと思います。個々の塗料がその月だけ大きく変動することは、この統計ではままあることですのでしかたありませんが、1月度は単価変動の大きい塗料が多いように思います。

原油、ナフサ、ガソリン、灯油です。今となっては1月の価格などなんの参考にもなりませんが、1月の段階では落ち着いていました。

5年間を経ての単価、ならびに指数の上昇幅の一覧です。今月は多くの塗料で前月比において、大きな価格変動がありましたので変動した塗料に色をつけています。赤色は指数値が3以上、単価が20円以上上昇したもの、水色は指数値が3以上、単価が20円以上下降したものを示しています。参考までに先月のグラフもつけておきました。

確報はあくまで調査結果として尊重いたしますが、来月の発表数値に注目せざるを得ません。2月度ですので、イラン情勢の影響は現れていないはずです。果たしてこうした価格変動が1月だけなのかどうかに注目していきたいと思います。

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