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かんとこうブログ

2026.08.27

今、クマはどうなっているのか?

この頃、クマの出没に関するニュースを聞きませんが一体どうなっているのでしょうか?調べてみました。まず環境省の関連サイトで今年の被害状況を調べてみました。(下図:出典環境省)

今年に入っての熊による死亡事故で亡くなった方は6名です。岩手県3名、青森、秋田、山形がひとりずつでした。昨年はこの時点で5名、通年で13名でしたのでほぼ昨年ペースとも言えますが、昨年が例年よりも多かったことを考えるとやはりことしも多いということになります。

一方人身被害者数でみますと、ここまでのところはほぼ例年並みで、こまかく言えば6月はこの4年間で最多、7月は最少と評価が分かれます。

一方出没件数のデータは6月までしか発表されていないのですが、都道府県別の動向がわかるのでグラフにしてみました。全国および出没件数の多い15道府県をグラフ化しています。いずれも今年の出没件数は昨年よりも多いところがほとんどで、特に6月までは間違いなく今年の方が多かったと思われます。

それぞれのグラフをみていくと県によっては6月で頭打ちになっているところも見受けられます。春先はまちがいなく昨年よりも多かったけれど夏に向かい昨年よりは少なくなるという可能性があるのではないかと思いました。

そこで最も出没件数の多い岩手県と秋田県について、その後の7月と8月の出没件数(8月は8月26日朝まで)を調べてみました。岩手県には「ベアーズ」、秋田県には「クマダス」という県の出没情報サイトがありますのでそのデータをカウントしました。すると岩手県は7月から、秋田県は8月から出没件数が激減していました。いずれも8月の出没件数は例年なみあるいはそれ以下になりそうです。これにはクマの餌となる山での食糧が採れるようになったことが考えられます。またとにかく冬眠から覚めておなかを満たしたい一心の春先とは行動パターンが異なってきたとも考えられます。

とは言え、ともかく油断は禁物ですので、今後も警戒を解いてよいということにはなりませんが、7月以降人身事故はもちろん、出没件数が激減し、このところのNo news が good newsであったということになってほしいと願います。

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