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かんとこうブログ

2020.07.10

昨日付けで発表されました・・Coatings world 社のランキング

昨晩までは掲載されていなかったのですが、今朝アクセスしたところ昨日の日付で掲載されていました。

https://www.coatingsworld.com/contents/view_top-companies-report/2020-07-09/top-companies-report-652730/

詳しい解析はもちろんできていませんが、第1報ということで速報いたします。

とりあえず今日は、上位30社の顔ぶれと概況をお知らせします。このランキングは前年度の売上金額をUSドルに換算して行われています。決算時期が統一されていませんが、その多くは1-12月決算であろうと思われますので、新型コロナウイルス感染症の影響は、ほぼないものと推定しています。それでは2019年度の世界の塗料メーカー上位30社を前年度のグラフとともにご紹介します。

2019年度の上位30社の顔ぶれは、一言で言えば大きな変動はありませんでした。特に上位10社については、前年度とほぼ同じで、前年度の10位のJotunと前年度11位のMascoが入れ替わったのが唯一の変化で、あとは顔ぶれも順位も全く同じでした。

30位まででランキングを上げた会社としては、Masco以外では、SK SHU、オリジン、KiangJgiang(いずれも赤棒)があります。SK SHU、KiangJiangはいずれも中国の会社で前年度からは大躍進なのですが、会社ごとの記述をみてもその理由がわかりません。両社とも天然物由来塗料や環境調和型塗料を得意としており、住宅リフォームにおける規制強化に適合しているというようなことが書かれておりましたので、このあたりが大躍進の理由かもしれません。オリジンについても、前年度から大躍進なのですが、同社のホームページを見てもこのランキングで売上金額として紹介されている7億44百万ドルとは一致しません。塗料関係に表面処理まで含めても、これほど売上げがあるようには思われません。藤倉化成や日本特塗料の場合にも、塗料売上げを厳密に区別はしていないようで、会社全体の数字だと思われますが、それにしてもオリジンの場合はホームぺージの決算の数字とは乖離があります。

このランキングでは毎年、ランキングから消えた会社と初めて名前が掲載された会社(First timer)を紹介していますが、今年(2019年度ランキング)は、消えた会社として、Dulux GroupとBetek Boyaの2社を挙げいすれも日本ペイントに買収されたと紹介しています。このうちDuluxは2018年度のランキングで17位に入っていました(赤棒で示しています)。初めて名前が掲載された会社は、Berlac GroupとBriolf Groupでスイスとスペインの会社であると紹介しています。

全体で1億ドルを超えた会社は82社で、昨年と同数でした。そのうち日本からは15社(日ペ、関ペ、SK、中国、オリジン、大日本、日特、藤倉、武蔵、ロック、神東、菊水、ナトコ、アサヒペン、トーペ)がリストに掲載されました。おそらく2019年度ランキングでも国別会社数では、世界1位の座をキープしたものと思われます。

上位3社、上位10社、上位20社、上位30社の売上金額合計の前年比はそれぞれ、+0.53%、+1.08%、+3.92%、+4.38%と今までと様相が異なり、上位の方が停滞気味であることがわかりました。

本日はここまでです。順次解析を行いますので、適宜ご紹介いたします。

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