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かんとこうブログ

2020.09.25

東京都の新規感染者数はすでに増加傾向に転じている!?

今週始めにかけてのシルバーウイークにおける行楽地への人出は、コロナ前の水準を上回る場所もあったようで、10月1日からは、Go To Travelへの東京発着分やGo To Eatのキャンペーン開始も予定されており、すっかり経済回復への方向転換に舵が切られた感がありますが、少なくとも東京都の感染状況を見ると警戒感は緩めてはいけないどころか、すでに再々拡大に向かっているのではないかという状況であると書きたいと思います。

実は、今月初めに、このブログでデータ的にみても確かに感染拡大のピークは8月初めであり、以降は感染縮小に向かっていると書いたばかりでした。ところが現時点のデータを冷静に解析すればもう感染の縮小傾向は底をうち、再び拡大に転じる可能性は大いにあるということをデータを提示して説明したいと思います。

まずは、新規感染者数と重症者数の推移からです。下の図は毎日の実数のデータをプロットしたものです。

これをみると、最近の重症者数はやや増加の兆しがあるものの、新規感染者数がまだ減少傾向にあるように見えますが、ここで見逃してはならない点は、シルバーウイーク中はPCR検査数がきわめて少なかったことが影響していると思われる点です。そこで、毎日の実数の代わりに7日間の移動平均を、新規感染者数とPCR検査の陽性者数についてプロットすると下の図のようになります。

新規感染者数(青線)に注目すれば、9月8日ころを底にして増加傾向にあると見えます。一方、PCR検査の陽性者数(黄線)は直近でも下降傾向ではないかといわれるかもしれませんが、これもデータの背景を理解すると事情は変わります。新規感染者数がおおよそ3日前のPCR検査の結果を反映したものであることは広く知られるようになりましたが、実はPCRの陽性者数のデータが反映されるにはもっと長い期間が必要であり、正しいデータとなるには少なくとも1週間から10日は必要であると思われます。したがってPCR検査の陽性者数についての直近のデータは、このあとさらに増加することが見込まれる不完全なデータとみておかなければなりません。

このあたりのデータをもっと正確にみるために、上の図の9月部分だけを拡大して図示するとともに、PCR検査陽性率を見てみました。左の図において新規感染者数が9月10日以降増加傾向であることはまちがいがないように思われます。また右のPCR陽性率も右肩上がりであることも明らかであると思います。

以上から、新規感染者数(7日間移動平均値)とPCR陽性率、重症者数はいずれもすでに増加傾向であると判断されます。東京都においては、感染拡大の縮小傾向は9月10日頃に底をうち、再び増加傾向に転じようとしているとみるべきではないかというのが私の結論です。そうならないことを願いながら、シルバーウイークの人出の影響のでる今後2週

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